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スキャナ方式ラインカメラ

スキャナ方式ラインカメラは、熟練の技をデジタル化する外観検査向けカメラです。長年培ったNECグループの画像入力技術を活用し、オールインワン、コンパクトな設置を実現しました。
反物・フィルム・金属加工・塗装・印刷など、幅広い分野での外観検査にご活用いただけます。

スキャナ方式ラインカメラの特長

特長の一覧

1)幅広・長尺の検査対象を高速に撮像可能

  • シートやロール製品のように、連続した検査対象を継ぎ目なく撮像
  • 最大幅1.8mまでのカラー読取に対応
  • 1分間で72m読取可能

例えば、幅1.8m、長さ50mのロール製品のカラー画像を42秒で取得できます。
用途に応じて、スタンダードモデル、ハイスピードモデルから、お選びいただけます。

2)調整済みの一体構造だから選定~設置~保守もスピーディ

  • 選定時間を短縮:カメラ、レンズ、照明が一体構造のため、選定の手間を短縮
  • 設置時間の短縮:出荷時に光学調整済みのため、現場での面倒なカメラ調整不要。また、照明も調整済みで出荷されるため、設置時の調整不要
  • 保守時間の短縮:保守作業時のカメラや照明の再調整が不要なため、保守時間の短縮とコスト削減が可能

3)高低差のある検査対象も明瞭に撮像可能

  • 深い被写界深度:密着イメージセンサ(CIS)に比べてピントの合う範囲が広い
  • 高低差への対応:高低差のある検査対象や、搬送時にばたつく対象でも、明瞭な画像を取得可能

4)限られた空間に設置可能

  • コンパクトな設置:深い被写界深度を維持しつつ、高さ450mmの空間があれば設置可能
  • 省スペース対応:FA用ラインカメラと比較し、より狭いスペースにも対応でき、既存の生産ラインへの導入が容易
※WD:Working Distance(焦点距離)

5)複数照明の活用

  • 導入コストと設置面積の抑制:複数の照明条件での撮像を1台で実現可能なため、導入コストや設置面積を抑制
  • 熟練作業者作業の機械化:光の反射角度を変えながら欠陥を確認する熟練作業者の技術を、効率的に機械化することが可能

6)照明のカスタマイズ可能

  • 多様な照明選択:撮像対象の特性や検査目的に応じて、照明方式や波長の選択が可能
  • 照明の柔軟性:検査対象の特性や目的に応じて照明を選択可能

撮像対象の特性に応じた照明方式選択

撮像対象の特性に応じた波長の選択

撮像対象の特性に応じた波長の選択

導入手順

検査スキャナシステム導入の各フェーズに合わせてサービスをご用意しております。

お見積り・サンプル撮像

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