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リモート保守

NetMeister Prime(ネットマイスター プライム)機能紹介

NetMeister有償機能(NetMeister Prime)の利用で効率的な保守対応が可能となります。
主な機能をご紹介します。

統合管理ツールによる一元的に管理
メールや画面で 障害検知し対応

NGN閉域網コントロール機能

NetMeister Primeでは、NGN閉域網拠点に設置されている装置をインターネット契約なしで管理することができます。
プロバイダ費用を削減し、セキュアな閉域VPN網内で装置の保守が可能になります。

  • NetMeisterのリモートログイン、ダイナミックVPN設定、URLオフロード、アプリケーション解析、イベントログ送信機能は利用不可。
  • IXルータのUTM機能とNGN閉域網コントロール機能は併用できません。
  • 本機能をご利用いただけるのは、UNIVERGE IX/WA/IX-Rシリーズ、NA1500Aのみとなります。
インターネット接続不要で装置管理が可能

保守機能拡張

NetMeisterではアラームとタスクの履歴を「過去60日分」のみ確認できます。
NetMeister Primeではアラームとタスクの履歴を「過去365日分」確認することができます。
管理者のNetMeister操作履歴が1年分確認できるため、証跡管理が容易になります。

NetMeister(無償)とNetMeister Primeの保守機能拡張画面の比較

コンフィグ定期バックアップ

無償版の機能ではNetMeister上に3つまで装置のコンフィグを保存することができます。
NetMeister Primeでは3つのコンフィグに加えて、定期バックアップ用のコンフィグをNetMeister上に保存しておき、任意時間指定で定期的なバックアップができます。
装置が故障してしまい保守交換を行う際、常に最新のコンフィグを適用できます。

事前設定でコンフィグ画面で定期定期にバックアップファイルを保存

テレワークサポート機能

WoL(Wake on LAN)機能

NetMeister Primeでは装置詳細画面(IX)のデバイスリストタブで「リモート起動」ボタンが表示されます。
リモートワークで作業中に接続先の社内のPCの電源が落ちた場合、NetMeisterから遠隔で会社のPCの電源をONにすることができます。

装置詳細画面のデバイスリストタブでは「リモート起動」ボタンが表示

PING監視機能

NetMeister Primeではネットワーク内に存在するデバイスの接続状態をPingで監視することができます。
デバイスがオフラインになった場合、管理者にアラームメールで通知することで、障害期間を短縮することができます。

PING監視画面の登録ボタンからPING監視機器を登録
  • 端末の接続断を検知すると管理者にアラームメールを通知します。
アラームメール通知のイメージ

リモートアクセス機能

NetMeister Primeではリモートログイン先のIPアドレスやポート番号を登録することができ、任意のサーバにログインすることができます。

一括登録から最大20件までリモートアクセス先サーバを任意で登録できます

QX-Wシリーズ 管理強化

QX-Wシリーズ 親機対応

無償版のNetMeisterではQX-Wシリーズを管理するためにはIXシリーズ等のNetMeister親機が必要でした。
NetMeister Primeでは、NetMeister親機がない環境でもQX-Wシリーズの装置管理が可能になります。

<今回の強化で対応可能になる構成>

対応可能になる構成その1
対応可能になる構成その2
対応可能になる構成その3
  • 対応機種:QXシリーズの無線コントローラ(AC/Anchor-AC)・自立モード(FAT)の無線アクセスポイント

無線メトリクス情報表示

NetMeister QX-Wシリーズの無線インタフェース単位のトラフィック量やチャネル使用率、干渉などの状況を過去に遡って確認できます。

トラフィック情報画面で過去の状況を確認

ワイヤレス管理機能

QX-W配下に接続されている複数の無線端末の状態を一目で把握することができます。
どの接続フェーズで失敗しているのか確認し、素早く問題解決につなげることができるため運用保守に役立ちます。
不正端末が接続された場合、アソシエーションが失敗となります。認証をかけることでネットワークの安全を担保することができます。
また、接続フェーズタブにグラフが追加され、過去の情報を確認できるようになります。
最大7日前までの情報が確認可能です。

装置画面でアソシエーションや認証を確認

アクセスポイント管理機能

APのチャネルをずらすことで、無線の干渉を防ぎ、通信速度の低下や通信切断を抑止することができます。
たとえば、周囲のアクセスポイントでチャネル8を使用している場合、QX-Wのチャネルをずらして設定することで無線の干渉を抑止できます。
※AP=アクセスポイント

チャネル・バンド幅・電波出力の調整が可能。無線サービスの有効・無効の設定が可能。

SSID/サービステンプレート設定

QX-Wの装置管理画面から、SSID/最大クライアント数/暗号方式/パスワードなどのパラメータを一つにまとめたサービステンプレートを作成することができます。
※ プロファイル

SSID、最大クライアント数、暗号方式、 パスワードなどを設定できます サービステンプレートは最大1000個 作成できます

ユーザー管理

QX-Wのローカルユーザーの作成(ユーザー名、パスワード、サービス名などを編集)/管理をすることが可能です。
ローカルユーザーごとに認証方法を指定でき、アクセス制限をかけることが可能です。

ユーザー一括編集画面ではユーザ名、パスワード、サービス名などの編集ができます
  • 本機能をご利用の際は、管理下すべてのQX-W(FIT)でPrimeライセンスが必要です。

無線FIT/Anchor-FIT トラフィック情報表示

NetMeisterの装置詳細画面で、FIT/Anchor-FITのトラフィック情報が確認可能になります。
※ FIT/Anchor-FITの制御(コンフィグ等)はAC/Anchor-ACから実施します。

FIT/Anchor-FITにもPrimeライセンスを適用することでこのグラフエリアの表示が行えるようになります

FITモード装置の再起動・装置情報一括取得

QX-W (Anchor-ACモード)の「AP管理」タブで、配下に接続されているFITモードの「再起動」や「装置情報一括取得」が可能です。

  • 該当するAPを検索し、QX-W(FITモード)のトラブル時の原因切り分けに必要な情報が簡単に取得できます。
※AP=アクセスポイント

管理APタブから再起動ボタン画面を表示
  • 管理装置(Anchor-AC)と、その装置に接続されている全オプション装置(Anchor-FIT)が有償利用である必要があります。

周辺AP情報の表示

QX-Wの装置詳細画面で、周辺アクセスポイントのリストとその電波強度のグラフが確認できます。
無線電波状況が視覚的にわかりやすくなります。
※AP=アクセスポイント

無線LANアクセスが悪い…無線電波状況を見てみよう【APの置詳細画面にアクセス】 xxチャネルで電波干渉している
APの装置詳細画面にアクセスして無線電波状況画面で確認

  • “無線LANタブ”で表示されているアクセスポイントリストと周辺アクセスポイントリストの情報をグラフ表示
    ※アクセスポイントリストに値のないRadioはグラフ表示されません
  • リストの表示件数は最大20件
  • 装置詳細画面を表示しているAPがリストの先頭
  • リストはRSSIの値が大きい順で表示
    ※管理装置(AC/ANC-AC)と、その装置に接続されている全オプション装置(FIT/ANC-FIT)が有償利用である必要があります。

無線状態監視アラーム

チャネル使用率、干渉、無線端末接続失敗率についてNetMeister上でしきい値設定を設け、しきい値を超えた際にアラームを通知します。
運用環境の平常時の値を目安に、平常時に超えない値をしきい値に設定することで無線トラブルの早期発見に役立ちます。

グループ全体と、装置個別で「アラーム発生条件」と「アラーム復旧条件」を設定可能

参照元
  • チャネル使用率:装置詳細画面の無線トラフィック情報”Channel usage”の値
  • 干渉:装置詳細画面の無線トラフィック情報”Channel Noise floor”の値
  • 無線端末接続失敗率: 1時間周期で接続フェーズの失敗率
メール画面

操作証跡アラーム

QX-Wの「ログイン/ログアウト(CLI,Telnet,ssh,Web)」「saveの実行」「save未実施」状態での設定差分でアラームを通知します。
本アラームにより装置へのアクセスに気づくことができます。
あらかじめ運用開始時の設定情報をコンフィグタブでNetMeister上に保存しておくことで、本アラームが検出された際に保存しておいたコンフィグとの差分を確認し、意図しない設定変化に気づくことが可能です。

アラーム一覧画面
メールでお知らせ
装置詳細画面の「コンフィグタブ」をクリック、差分を確認してエンドユーザが何か設定を変えたか判断できる

ANC-AC⇔ANC-FITの切替わりアラーム

ANC-AC⇔オプション装置の切替わりが行われた際、アラーム通知します。

アラーム一覧画面からアラーム詳細を表示、異常発生時はメールでお知らせ
  • NetMeisterでは、ANC-ACが代理登録するANC-FIT/FITをオプション装置と称します。

「AP管理」タブ装置情報一括取得ボタン追加

QX-W (Anchor-ACモード)の「AP管理」タブで、配下に接続されているFITモードの装置情報一括取得(diag取得)が可能になります。
該当するAPを検索し、[取得]ボタンで装置一括情報のダウンロードが可能です。
QX-W(FITモード)のトラブル時の原因切り分けに必要な情報が簡単に取得できます。
※AP=アクセスポイント

装置情報一括取得画面
  • 管理装置(Anchor-AC)と、その装置に接続されている全オプション装置(Anchor-FIT)が有償利用である必要があります。

「アクセスポイント管理」機能の拡充

無線LANコントローラ(AC/Anchor-AC)で管理するAPについて「アクセスポイント/アクセスポイントグループ」タブで追加、削除、AP名編集が可能になります。
管理APの交換時など、コントローラで新たに管理するAPの追加や取り外すAPの管理設定の削除が可能になります。
※AP=アクセスポイント

アクセスポイントタブからアクセスポイントの追加画面を表示

CSVダウンロード機能強化

NetMeister PrimeではNetMeister上に保存されているアラーム情報や操作履歴、装置のトラフィック情報などをCSV出力できます。
装置のCPU使用率/メモリ使用率/温度/セッション数などの情報をPCローカルに保存し管理することができます。

NetMeisterからCSVでさまざまな情報をダウンロード
アラーム一覧画面
アラーム一覧
操作履歴画面
操作履歴

イベントログ機能

IX/QX-Wシリーズの装置詳細画面からイベントログを確認できます。
期間指定やキーワード検索に対応しているためログの詳細確認が簡単にできます。

イベントログ管理画面で開始日時、終了日時、キーワードを設定して検索できます

「QXシリーズ」のNetMeister親機利用

NetMeister(無償版)でQXシリーズを管理するにはIXシリーズなどのNetMeister親機が必要ですが、NetMeister PrimeであればNetMeister親機がない環境でもNetMeister利用が可能です。

  • NetMeister非対応ルータでもQXシリーズの管理が可能です
NetMeister(無償版)の構成とNetMeister Primeの構成 比較
  • 対応機種の最新情報はNetMeister操作ガイドの付録の対応機能一覧をご確認ください
    new window対応機能一覧(NetMeister操作ガイドへ)
    • QX-Sシリーズは、QXシリーズのみNetMeister子機として管理可能
    • QX-Wシリーズは、他のNetMeister子機を収容することはできません

ループ検出アラーム

ループ検知時、アラームを通知します。

アラーム一覧画面

WAバックアップ用回線品質監視

NetMeister上で回線接続性確認の設定を行った際、設定に基づいてアラームを通知します。
メイン回線(有線)稼働中に、バックアップ回線側の異常を検知した場合にアラームを通知し、切り替えが発生する前に、事前にバックアップ回線の回復処置を行うことが可能です。

インタフェースごとに「監視状態」「監視対象」「監視周期」「アラーム判定回数」が設定可能。設定をもとにアラーム通知。

「ポート状態」タブ設定追加

QX-W/QX-Sの「ポート状態」タブで物理ポートの設定変更が可能になります。
インタフェース名ごとの[Speed、Duplex、タイプ、PVID、メモ、所属VLAN]を設定可能です。

ポート状態タブからポート情報編集画面を表示

QX-W/QX-Sアラーム追加

障害やトラブルの早期発見や装置管理に役立ちます。

QX→異常発生→NetMeister→メールでお知らせ
アラーム 補足
無線状態監視
(しきい値設定)
チャネル使用率 装置詳細画面の無線トラフィック情報「Channel usage」
干渉 装置詳細画面の無線トラフィック情報「Channel Noise floor」
無線端末接続失敗率 1時間周期で接続フェーズの失敗率
操作証跡アラーム ログイン/ログアウト(CLI,telnet,ssh,Web)  
saveの実行/save未実施  
モード切替時 Anchor-AC⇔Anchor-FITの切替え  
ループ検出時   QX-Sシリーズ順次対応予定
QX-W(FIT)管理 QX-W(FIT)通信切断が "発生/復旧" した際 NetMeisterのオプション装置 (FIT) 利用時
WIPS検出時 装置で検出した WIPS アラームを通知  
冗長電源の片系ダウン 取り外し可能な電源モジュールを複数実装した冗長構成で片方電源ダウン時を想定 QX-W2230AC対応。その他機種は現在検討中
ポートリンクダウン 物理ポートのリンクダウン時 QX-W1000(FAT/Anchor-AC/Anchor-FIT) / W1100(FAT/Anchor-AC/Anchor-FIT) / W2120AC/W2230AC 対応
その他機種は現在検討中

アラームログ取得設定

アラーム出力時、該当の事象に対して自動的に装置情報一括取得が可能です。
保存されたログは、装置詳細画面内の「ログ」タブからダウンロード可能。

アラームログ取得設定画面からアラーム選択画面を表示

拠点を跨ぐコマンド一括実行

複数装置に同一コマンドを一括で設定できます。
異なる拠点の装置に対してコマンド一括実行が可能です。

コマンド一括実行画面
新規拠点が追加された場合のルート設定や共通のセキュリティポリシーを追加する際、複数装置の設定追加がお客さまでも簡単にできるようになり、設定時間やコスト削減につながります。