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ICTを活用した外食店舗のオートメーション化とは

変わりゆく飲食店のおもてなし

2020年2月12日 カテゴリ:コラム

深刻な人手不足に直面する外食産業。日本のおもてなし品質を維持しつつ事業拡大をはかるためには、「人」と「ICT」の新結合が必要となります。 外食産業では、人手不足を補うために今まで人が担っていたサービスが自動化・機械化される流れの中で、 サービスや接客面においても、ロボットや機械の活用によるオートメーション化の動きが広がり始めています。
今回は、近未来のICTが垣間見える外食店舗を動画を交えてご紹介します。

人とICTの結合
 

店舗運営がどのように変化するのか

外食店舗をオートメーション化することにより、店舗運営はどのように変わるのでしょうか。少し先の未来では、来店時のお出迎えやオーダー受け、料理の配膳はロボットが対応。外食店舗でも普及しつつあるセルフ会計では、顔認証決済が可能となり、財布を出す手間が不要となるかもしれません。

スマホからお店を予約しているシーン
スマホからネット予約
ロボットがお客様をお出迎えしているシーン
案内ロボットがお客様をお出迎え
音声でオーダーしているシーン
音声でのオーダーテイク
配膳ロボットは料理を運搬しているシーン
配膳ロボットで料理を運搬
セルフ会計をしているシーン
セルフ会計システムで顔認証決済
定食のメニューを画像認識
定食のメニューを画像認識

外食店舗のオートメーション化 ご紹介動画

  • 音が出ますので、音量にご注意ください。

入店ソリューション(1:51)

入店シーンの予約ソリューションでは、ネット予約のメリットをご紹介。電話予約のように店舗側がその都度応対する必要がありません。 お客様側も、朝や深夜など時間を気にせず予約ができるなどネット予約が増えているようです。

店内ソリューション(2:37)

店内シーンでは、受付のロボットがお出迎え。スマホを使って顔登録すると、このカメラを通して、誰が来たかを瞬時に判断。もちろんこの顔データは、お出迎え時だけではなく、店内でさまざまな活用が可能となります。また、オーダーの際はセルフオーダーシステムの他、音声オーダーシステムの活用など、外食店舗の未来像をご覧いただけます。

会計ソリューション(2:29)

会計シーンでは、セルフ会計をご紹介。スーパーやガソリンスタンドではすでに普及しているセルフ会計ですが、外食でも徐々に広がりつつあります。後会計だけでなく、料理をお客様自身が選んでレジで会計するという前会計スタイルにも対応します。

再来店ソリューション(0:59)

再来店シーンでは、一度来ていただいたお客様に対する再来店促進をご支援するソリューションをご紹介。 クーポン配信の他、ポイントを貯めたり、誕生日など送信の時期をコントロールすることもできます。

いかがでしたでしょうか?

ロボットをはじめ ICTの導入は、お客様と接する機会が減ってしまうのでは、と不安に思う飲食店の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「人」と「ICT」の共存により、少ない人員でもお客様に気を配ることができ、ホスピタリティの向上が可能となるのです。ICTにできることはICTにまかせ、人は人にしかできない価値を提供していく。これからの外食にとって最も大切なことではないでしょうか。

飲食店スタッフ

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