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技術開発(ソフトウェア)
CHALLENGERS
自分の開発した製品が
世の中に出回っていく達成感
K.I
2015年入社
理工学研究科 電気電子工学専攻 修了

担当業務は?
現在私は、企業向けキーテレフォニーシステムのソフトウェア開発を担当しています。会社や学校、病院などで使用される電話機のため、お客様に身近な製品の開発となります。担当業務は、製品の仕様検討、設計・コーディング、機能の評価と幅広く行っており、これまでに6機種に携わってきました。1年目から設計に加わり、機能の仕組みやツールの扱い方などの開発部分と、設計資料作成や会議資料の作成などの事務部分を学びました。3年目でプロジェクトリーダーを担当した時は、自分の開発進捗だけでなく、全体のスケジュール調整などの幅広い視野を持つことができました。当然、自分の力だけではとても及ばないため、些細なことでも上司に逐一相談することで乗り切りました。きちんと自分の意見を持って相談すれば、上司に限らず、誰もが優しく答えてくれますよ。

仕事で心がけていることは?
とにかくコミュニケーションをとるように心がけています。評価などで疑問点があった場合は、メールで上司やメンバーに内容の確認を行うのですが、相手にも都合がありますし、質問メールを見落とされる可能性もあります。質問を出してボールを相手に渡したから、後は待っていれば解決、と考えていては、時間を大幅にロスしてしまう可能性もあります。そこで私は、メールを出した後に「先程質問したのですけど~」と電話なり直接会うなりして確認するようにしています。こちらの方が回答を得られるのが圧倒的に早いですし、回答内容のニュアンスもつかみやすい。質問しに移動することで息抜きにもなりますし、歩くことで新たなアイデアや解決の糸口が思いつくこともありますからね。

印象深いエピソードは?
私が特に印象的だったことは、完成した製品をお客様に最終確認をしてもらうための検査です。この検査に合格しなければ出荷ができません。会社にとって大変重要な検査です。自分の設計に自信があっても、検査中は不安に駆られヒヤヒヤします。自分も検査のサポート要員として参加した場合は、様々なことを聞かれますが、それに対して確実な答えを、自信持って回答することが求められます。緊張感は凄いですが、その分合格した時の喜びもひとしおです。出荷された製品をホームページやパンフレットで見かけると、自分の開発した製品が世の中に出回っていることを実感し達成感が湧いてきます。
  • 気分転換としてミーティング&リフレッシュスペースで仕事。製品づくりはメンバーとのコミュニケーションが欠かせません。
  • 最近の趣味は旅行。ゴールデンウィークや夏季休暇など、長い場合は10連休もとれるため、遠くにも出かけやすい環境です。
CHALLENGERS
いざという時のために
人のためになる製品づくりを
S.E
2012年入社
理学研究科 物理学専攻 修了

担当業務は?
私が所属するグループでは、地方自治体で使用する防災無線システムの開発を行っています。具体的には、通信統制装置のソフトウェアを開発しています。地震などの災害が発生した時、県庁や市役所などの防災拠点に電話が集中して、重要な通話ができない事態が起こりがちですが、通信ネットワークの交換機を制御することで、重要な通話を確保することがこの装置の役割です。防災システムは日々使用するものではないので、あまり目立つ存在ではありませんが、いざという時に人の助けになるものをつくっているということに、とてもやりがいを感じています。

志望理由・入社理由は?
就職活動では、ものづくりがしたいと考え、メーカーのソフトウェア開発を志望していました。特に公共システムなど、人や社会を支えるものづくりに携わりたいという思いが強かったことを覚えています。そのような仕事ができる企業の中で、当社を選んだ理由は、幅広い技術力を持ち、システム開発からソフトウェア開発、ハードウェア開発まで、すべてを自社で行う総合力に魅力を感じたからです。また、就職活動中に出会った採用担当者や先輩社員の温かい雰囲気に惹かれたのも入社を決めた理由のひとつです。

仕事のやりがいや魅力は?
仕事のやりがいは、仕様検討・設計・製造・評価とプロジェクト全体に携わることができることです。私のグループが開発している通信統制装置はお客様が画面を操作するので、「どこにボタンを配置したら操作しやすいかな」、「どんな色にしたらわかりやすいかな」と開発メンバーと試行錯誤しながら開発を進め、自分たちがイメージしていたものが動いているのを見ると感動します。また、お客様のところで元気に動いているのを見ると、達成感を感じます。
  • 若手にも仕事を任せてくれ、フォローもしっかりしてくれるところが、この会社の好きなところ。だから思い切って挑戦できます。
  • 趣味の旅行でご当地グルメを楽しむと共に、100名城スタンプラリーに挑戦中。制覇して「登城完了認定印」をゲットしたいです。
CHALLENGERS
先を見通す力で
業務をスムーズに進めていく
T.D
2013年入社
環境情報学府 情報メディア環境学専攻 修了

担当業務は?
現在の担当業務は、組込み機器のソフトウェア開発です。一言で「組込み機器」といっても、一般家庭に広く普及しているものから、各企業が製品を生産する工場にあるものまで、多岐にわたります。様々なシチュエーションで使用される組込み機器を動作させるためのソフトウェアを開発するのが私の仕事です。
ソフトウェア開発は大きく分けて、「仕様検討」「設計」「製造」「評価」の4つの工程に分類され、ソフトウェア開発者は全ての工程を担当します。仕様検討では開発メンバーと打ち合わせを行い、開発の基本方針を決定します。設計工程では仕様書をはじめとするドキュメント、製造工程ではソースコード、評価工程では評価結果報告書といった成果物を作成します。各成果物を作成後、開発メンバーでレビューを行います。

志望理由・入社理由は?
学生時代に学んだ情報工学の知識を生かして製品開発を行いたいと思い、関連する業界・企業に絞り、就職活動を行っていました。中でもNECプラットフォームズは、幅広い職種と事業領域を兼ね備えており、様々な仕事に携わることができると考え志望しました。
また、NECプラットフォームズの会社説明会で、先輩社員から直接お話を伺う機会があり、業務内容や会社の雰囲気について丁寧に答えていただき、好印象でした。こういう社員の方々と一緒に働きたいと感じ、私は入社を決めました。入社後、その先輩社員と一緒に仕事をする機会が実際にあり、その時は嬉しかったですね。

この仕事で大切なことは?
ソフトウェア開発の主な流れとしては、前述の通り、仕様検討、設計、製造、評価の各工程を踏んで進めていくのですが、いちばん大変なのは工程の"後戻り"が発生した時です。設計や製造の段階で仕様検討が不足していた、評価で致命的なコーディングミスが発覚した等の場合、前の工程にさかのぼって開発をやり直すことになり、開発スケジュール遅延の原因になります。できるだけ後戻りを発生させないためには"先を見通す力"が必要です。現状見えている課題だけではなく、あらゆる想定をしておくことが業務をスムーズに進めるコツだと感じています。
  • 玉川事業所のオフィスで調べもの。常に新たなことに挑んでいく仕事なので、情報収集は欠かせません。
  • 野球ファンで観戦によく行きます。写真は好きなチームが優勝した時のもの。胴上げやビールかけを生で見られて最高でした!
※内容は取材当時のものであり、現在の所属・担当業務とは異なる可能性があります。