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2022年3月24日 ネットワークコラム

いよいよ目前に迫るレガシー回線終了 安心できるネットワーク移行が急務!

えっ?まだISDN? 2024年サービス終了前にテコ入れを

2024年にNTT東日本・西日本が提供するINSネットサービスの「ディジタル通信モード」がサービス終了することは、みなさんもうご存じですか?

10年以上前から話題にあがっているこのサービス終了ですが、いよいよその時期が目前となっています。

今回は、INSネットサービスをはじめ、ISDNやADSLのレガシー回線をデータ通信用途でご利用中の方、またはすでに回線の見直しをご検討中の方に参考にしていただきたいネットワーク移行例についてお話しします。

都市のネットワークイメージ
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2024年、終了するサービスは?

2024年1月より、1年かけてNTTのINSネットワークの切り替え(IP化)が行われ、それに伴いINSネットサービスの「ディジタル通信モード」の提供も終了します。

2011年時点では、2020年よりサービス切り替えの旨が周知されましたが、ユーザー救済措置のため2024年1月に延期されたという背景があります。

その後もサービス事業者と総務省の間ではユーザー救済を重視した議論が交わされており、「メタルIP電話サービス」という後継サービスの中で通信機能が期間限定で提供される予定です。しかし、それも2027年にはサービス提供が終了してしまうので、結局はネットワーク移行が必要な状況には変わりありません。

  • 出典:総務省「固定電話網の円滑な移行」(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/telephone_network/index.html)

具体的に言うと、「ディジタル通信モード」と呼ばれる通信は利用できなくなります。たとえば、企業ネットワークのバックアップ通信、店舗などで使用されるPOSやクレジットカードなどの決済端末、企業間の受発注などで利用しているEDI(電子データ交換)などがあげられます。

これに対応するために、早急なネットワークの移行が必要なのです。

カフェでのスマホ決済
カフェでのスマホ決済

移行は早い方がいい? おすすめな移行案とは

ネットワーク移行の取り組みは早ければ早い方がいいと考えられます。

理由は、現在の世界的な半導体ひっ迫が続いている状況では移行先で必要なネットワーク製品の購入などにリスクが伴うことと、移行方法によってコストメリットが享受できるためです。

もし、INSネットサービス終了直前に移行を検討して、ネットワーク製品がすぐに手に入らなければ業務を行うのが難しくなったり、メイン回線の不調時にバックアップ回線が使えなくなるなど、事業継続に影響が出てしまいます。

また、コストメリットを最大化するためにも早期移行検討をおすすめします。

ネットワークの移行案はさまざま考えられますが、最もシンプルなのはモバイル回線を活用する方法です。

モバイル回線であれば、いま光回線が敷設できないためにINSネットサービスを利用している場合も含め、多くのケースに対応が可能です。

通信コストは、月々の基本料金だけで3,000円以上かかっていたのが、1,000円程度に抑えられる場合もあります。1回線で月々2,000円お得と考えても、年間24,000円、さらにサービス終了までの約2年間を10回線運用することを考えると50万円近くのコスト削減が試算できます。

また、通信品質は、INSネットサービスでは64kbpsに制限されていた通信速度の高速化が期待でき、事業者やプラン、ご利用地域などにも寄りますが、数十Mbps程度の高速通信ができることも多くあります。

このように、モバイル回線への移行は、コスト減と高品質な通信が期待できます。

タブレットで打ち合わせ
タブレットで打ち合わせ

NECのルータを使ってモバイル回線へ移行すると…

モバイル回線への移行を具体例でみていきましょう。

移行前は、メインに光回線、バックアップにINSネットサービスを利用している場合です。

NECのモバイル回線対応ルータ「UNIVERGE WAシリーズ」を使うと、メインの光回線とバックアップ用のモバイル回線をWAルータ1台に集約することができます。

移行前

INS回線でバックアップ通信を確保

移行前の図

移行後

有線+モバイルで安定のネットワーク

移行後の図

この構成にすると、モバイル回線に移行することによるコストメリットに加え、運用・管理が安心でカンタン、というメリットがあります。

というのも、WAシリーズを利用すると「NetMeister(ネットマイスター)」というクラウド型統合管理サービスを無料で使うことができ、リモートでネットワーク機器の管理や設定変更などができるようになるためです。

たとえば、ふだん利用しないバックアップ用のモバイル回線が有事の際にうまく使えるか不安な場合は、死活監視を定期的に行い、異常がある場合はメールで管理者に通知がくるようにできるので、安心ですよね。

信頼のあるWAシリーズで早めに移行しよう

WAシリーズを利用したモバイル回線への移行例では、運用と管理が安心でカンタンでお得 であることをお話しさせていただきましたが、もう一つ大きな特長として、WAシリーズは、モバイル回線を2回線収容しキャリア冗長することもできるという点があります。また、金融系など非常に安定性が求められる分野でも導入・運用実績があるため信頼感があります。

レガシー回線をご利用のお客さまは、ぜひ本製品をご検討ください。このほかにも有線回線のみのご利用や、無線LANのご利用について合わせてご提案させていただくこともできますので、お気軽にお問い合わせください。

UNIVERGE WA1512
モバイル回線対応ルータ UNIVERGE WAシリーズ
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