サイト内の現在位置を表示しています。
掛川事業所のご紹介
ものづくりへの取り組みNECプラットフォームズのものづくりを支える生産拠点
掛川事業所では、ホームネットワーク製品、ビジネスネットワーク製品、組込製品、車載電子機器などの多様な製品の開発・生産を行っています。
ホームネットワーク製品のリサイクルなど環境に優しいものづくりや、独自アンテナ回路技術により高速通信や製品の小型化を実現しています。
太陽光パネル設置により、年間発電量約280MWh、CO2削減量約120t/年を見込んでいます。

掛川事業所の生産品
ビジネスネットワーク製品

(UNIVERGE IX/WAシリーズ)

(UNIVERGE QXシリーズ)



ホームネットワーク製品


組込み製品



受託製品


ものづくりへのこだわり
高品質な製品をお客さまにタイムリーに提供
生産部門と技術部門が協力して改善を行う「生技連携活動」で培ったノウハウや自働化設備などを活かし、高品質な製品をお客さまにタイムリーお届けしています。

クリーン度の強化
2023年度より新A棟が稼働しています。プリント基板の生産から装置組立・検査工程に至るまで、クリーンな環境で生産を行うことにより、安定した品質を確保しています。
新A棟では、異物を持ち込まない、発生させない、堆積させない、排除するをコンセプトに、空気中のホコリや異物の混入を防ぎ、一定の清浄レベルに管理されたクリーン度で製造フロアを運用することで、製品の品質向上だけでなく製造設備故障を低減しています。
各フロアの入り口にAGVからの搬送物を高速エアーにより除塵するエアシャワー付きバスボックスの設置や、上層階への搬送するバーチレータをフロア内に導入しています。



作業者入室時のエアシャワーの様子(写真左・中央)とエアシャワー付バスボックス(写真右)
生産変動に対応したものづくりの実現
社内にプラスチック部品成形機、オフセット印刷機、ケーブル自動圧着機を保有し、部品を内製することで、変動する所要にタイムリーに対応しています。また社内で製作した自働機を巧みに組み合わせ、効率的な生産を実現するとともに、在庫削減に努めています。



モジュール(ボード)の生産では、IoT技術による生産進捗、ライン稼働、品質状況などの見える化や段取り改善に取り組み、多種多様なモジュールを高効率、高品質に生産しています。
また組立ラインではAGV*1とAMR*2を共存させ、部品および製品運搬の効率化を図っています。
- *1AGV:Automatic Guided Vehicle
- *2AMR:Autonomous Mobile Robot


AMRはローカル5Gを活用、マルチロボットコントローラで十数台の同時制御を実施しています。また、電子部品をプリント基板に実装する表面実装工程(SMT工程)において、量子コンピューティング技術を活用した生産計画立案システムを導入して作業計画や人員配置を最適化し、設備稼働率を向上させています。
資源循環ビジネスの積極的展開
ホームネットワーク製品では、自社レンタルを実施しており、お客さまから戻ってきた製品の廃棄物削減、再生資源の有効活用に積極的に取り組んでいます。
これらの取り組みは、外部団体より「資源循環技術・システム表彰」を受賞するなど、各方面から高い評価をいただいています。

また、最近では、バイオ技術を使ったプラスチック製品の開発にもNECの研究所と連携して取り組み、商品化の実現に取り組んでいます。

トレーニングセンターでの「ものづくり人材育成」
国内のみならず海外工場のものづくり人材を育成するとともに、3Dシミュレーションによる生産ライン検証、新製品のライン構築などの改善活動を実施しています。

生産ライン検証

プロフェッショナル人材教育
関連リンク
関連記事
- 2023年8月29日
- 2023年2月20日