NECプラットフォームズ 掛川事業所に太陽光発電システムを導入
お客様各位
2023年2月20日
NECプラットフォームズ株式会社
NECプラットフォームズは、掛川事業所に自家消費型太陽光発電システムを導入し、2月より稼働を開始しました。掛川事業所はホームネットワーク製品、ビジネスネットワーク製品、エリアネットワーク製品、組込製品、車載電子機器などの多様な製品の開発・生産を行っており、低消費電力に配慮した製品開発やRoHS指令等含有化学物質規制への対応、ホームネットワーク製品のリサイクルなど、環境に優しいものづくりに取り組んでいる事業所です。
このたび掛川事業所が導入した太陽光発電システムは、D棟、E棟の屋根に約2,940平方メートルのパネルを設置したもので、総発電容量 621kW、年間発電量 約745MWhを見込んでいます。これにより同事業所は、消費電力の約8%(注1)を再生可能エネルギーに置き換え、一般家庭約109世帯の年間排出量に相当する(注2)CO2約317tを削減できる見込みです。
また、発電量、日射量、発電グラフなどがリアルタイムに確認できる遠隔監視システムを導入し、日々の発電量・CO2削減量を見える化することで、環境活動の意識向上とさらなるCO2削減施策につなげていきます。
今回の掛川事業所への太陽光発電システム導入は、2019年9月のNECプラットフォームズ タイ、2021年8月の甲府事業所、2022年7月の那須事業所に続くもので、NECプラットフォームズは、2025年度までに予定している大月・白石・福島事業所を含め、設置可能なすべての棟への導入を進めていきます。
これにより、NECが2021年5月に加盟した「RE100」(注3)が目標とする「消費する電力を100%再生可能エネルギーとする」の実現に近づけると共に、NECグループの温室効果ガス排出削減目標として掲げるSBT(Science Based Targets)(注4)の達成に大きく貢献し、持続可能な脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。
太陽光パネル設置の様子(左写真:D棟 右写真:E棟)
NECプラットフォームズ 掛川事業所の紹介
所在地:静岡県掛川市下俣800番地
掛川事業所では、ホームネットワーク製品、ビジネスネットワーク製品、エリアネットワーク製品、組込製品、車載電子機器などの多様な製品の開発・生産を行っています。また、ホームネットワーク製品のリサイクルなど環境に優しいものづくりや、独自アンテナ回路技術により高速通信や製品の小型化を実現しています。
- (注1)掛川事業所2021年度電力実績と比較。
- (注2)環境省の令和2年度家庭部門のCO2排出実態統計調査より、世帯あたりの年間 CO2排出量を2.9tとして算出。
環境省「令和2年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査の結果(確報値)について」
- (注3)RE100:世界で影響力のある企業が、事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化にコミットする協働イニシアチブ。The Climate GroupがCDPとのパートナーシップのもとで主宰。日本では日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)が地域パートナーとして日本企業の参加を支援。
- (注4)SBT(Science Based Targets):産業革命前からの気温上昇を1.5℃未満に抑えるために、企業において科学的根拠に基づいて設定された、温室効果ガス排出削減目標。
NECのSBT(中長期目標と達成状況)