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2022年5月19日 インタビュー動画
ここが凄い!「かゆいところに手が届く」 UNIVERGE BLUEの特長を紹介
【第2回】日本の働き方に合わせたコミュニケーションサービス「UNIVERGE BLUE」 立ち上げメンバーインタビュー前回は、クラウドサービスと固定電話との「ハイブリッド環境」を実現したコラボレーションサービス「UNIVERGE BLUE(ユニバージュ ブルー)」の成り立ちについて聞きました。
引き続き、日本の働き方にマッチしたUNIVERGE BLUEの各機能の特長と実際の使用感について、サービス立ち上げに深くかかわっている当社メンバーの二人に話を聞いていきます。

多様な働き方に対応する「CONNECT」「MEET」「SHARE」の各機能
まずはNECプラットフォームズ スマートオフィスソリューション事業部 グローバル販売促進グループ シニアマネージャー 関口和久に、UNIVERGE BLUEの各機能について説明してもらいました。
―――「UNIVERGE BLUE CONNECT」の機能について教えてください。
関口 「CONNECT」はUNIVERGE BLUEのコアとなるツールで、のちほどご紹介する「MEET」や「SHARE」などのツールを呼び出せるほか、企業の中でメンバーのプレゼンスを確認したり、チャットや音声通話でコミュニケーションしたりすることができます。ハイブリッドですから、ダイヤルパッドを表示して外線に直接電話をかけたりなど、キーテレフォン/PBXともシームレスに連携した使い方ができます。
―――「UNIVERGE BLUE MEET」の機能について教えてください。
関口 「MEET」はWeb会議のツールで、資料などを共有しながら会議を行うことができます。現在使われている、ほかのWeb会議システムは海外製のものが多いですが、日本人の感覚に合ったインターフェースにこだわっているため、実際に触っていただくとみなさんにわかりやすいね、と言っていただけます。
また、異なる帯域でのいくつかの通信を同時に行う独自のテクノロジーを使っているため、通信が途切れにくく画質・音質が非常に良いという特長があります。このあたりは長年にわたりキーテレフォン/PBXを手掛けてきた当社ならではの特長といえるのではないでしょうか。
あとは個人的に好きな機能として「共有メモ機能」があります。画面の横に参加者が自由に編集できるテキスト画面があり、ふだんの会議でホワイトボードに各々が書き込みながらああでもない、こうでもないと言い合うような環境を提供しています。このメモは会議後に参加者に自動でメール配信されるので、議事録のように使える点がとても便利です。
―――「UNIVERGE BLUE SHARE」の機能について教えてください。
関口 「SHARE」はファイル共有サービスです。似たようなクラウドサービスはいくつかありますが、大きな特長は前述のCONNECTと連携していることです。
CONNECTの画面からすぐにアクセスできるので、ほかのメンバーとのコミュニケーションがスムーズに取れます。もちろん、社内のメンバーだけではなく、SHAREなら社外の方とも簡単にファイルを共有することができます。誤って削除してしまったファイルを復活させたり、修正前のバージョンに戻したりといったこともできます。
実際の使用感について、UNIVERGE BLUEの営業推進を手掛けるNECプラットフォームズ スマートオフィスソリューション事業部 オフィス営業推進グループ マネージャー 溝上聖浩に聞きました。
―――実際に使ってみた感想をお願いします。
溝上 CONNECTについては、やはりキーテレフォン/PBXとの連携が使いやすいですね。たとえばボイスメールで留守番応答した時に、相手が録音した音声をあとで聞いて確認するという流れになりますが、CONNECTではその録音されたメッセージをテキスト化する機能があります。私もびっくりしたのですが、非常に性能が高く、多少言葉を噛んでもきちんと日本語化されます。録音された音声を聞かなくても、テキストを見れば要件をある程度確認できるためとても良い機能かなと。
UNIVERGE BLUEを国内UCaaS市場のナンバーワンにしたい

スマートオフィスソリューション事業部
オフィス営業推進グループ
マネージャー
溝上 聖浩
―――今後の営業活動について教えてください。
溝上 東京・神田にある当社のショールームには、UNIVERGE BLUEの環境が構築されており、お客さまや販売店の方に見ていただけるようになっています。やはり紙資料で説明するよりも、実際の運用や環境を見ていただきながら「こういう働き方ができます」「こういうふうに代表着信を受けられます」という説明をすると、とてもイメージしやすいと非常にご好評をいただけます。やはり実際に体感していただくことがとても大きなポイントなのではないかと私自身実感しています。
「スマートフォンがあれば、これからは固定電話機の必要はないのではないか」と言われるお客さまの中には、やはり内勤者の方を中心として代表着信をみんなで共有して取り次ぎをし、一緒に働くという環境を固定電話機なしで実現できるかというと不安を覚える方も多いようです。今後、固定電話機は減少することはあっても、完全になくすことはできないのでしょう。やはり受話器で「もしもし」と話をしながら仕事をしたいよね、という声はかなり多く、特に内勤中心で働いてきた方にとって固定電話機はいまだに必要不可欠なアイテムのようです。
UNIVERGE BLUEはオンプレミス機器とクラウドサービスとの融合ですから、販売店さまにとっては従来のニーズに合ったオンプレミス機器の提案・拡販を行いつつ、サービスビジネスとの両立を実現できるというメリットがあるのではないでしょうか。また、エンドユーザーさまにとっても、現在お使いの固定電話にさまざまな働き方に対応できるコミュニケーションツールをプラスできるという点でメリットは大きいと思います。
―――UNIVERGE BLUEはどのような業種におすすめなのでしょうか。
溝上 業種や規模は問いません。少数から大規模ユーザまでさまざまなニーズにお応えできますし、業種に関係なく経営者や従業員の方々は新しい働き方を求められていると考えています。
また、顔を知らない相手に電話をすることにハードルを感じる方もいらっしゃるでしょう。そうした点で、むしろ若い方の方がコミュニケーション上の課題を解決していきたい、より柔軟なコミュニケーション環境を実現したいという希望を強く持たれているのではないか、という印象を受けました。ですから、チームワークを発揮しやすく、先方にもコンタクトを取りやすい環境を整えることは、若手社員に対して会社の取り組みの姿勢を示すことにもつながるのではないでしょうか。会社の未来を考えるのであれば、今すぐ導入すべきでしょう。
UNIVERGE BLUEの今後は

スマートオフィスソリューション事業部
サービス推進グループ
シニアマネージャー
関口 和久
―――今後の取り組みについて教えてください。
関口 今後も全体的なブラッシュアップは続けていきます。オフィス向け電話「Aspire(アスパイア)」シリーズについては半年に1回、定期的なエンハンスを行っておりますが、クラウドサービスは随時エンハンスしていけるというところが利点だと捉えています。この両輪でどんどん訴求力をアップしていきたいと考えています。大きなところでは交換機なしの「フルクラウドモデル」ですね。ハイブリッドが我々の主流であることは間違いありませんが、すべてクラウドで運用したいという需要もあるでしょう。
また、MEETに関しては1,000人規模のウェビナーなどへの対応も考えています。近い将来、我々のキーテレフォン/PBX製品と同様、このUNIVERGE BLUEというサービスを国内のUCaaS市場でマーケットシェア1位にしたいですね。
ただ、ひとつ誤解のないように申し上げておきたいのですが、当社がオンプレミス機器の販売を止めるということはありません。オンプレミス機器も、クラウドサービスも、ハイブリッドも、すべて扱えるのが我々だということを強く訴えたいですね。その中からエンドユーザーさま、販売店さまがニーズに合ったものをピックアップできる、というところが特に大事なポイントではないか、と思っています。

2回にわたり、UNIVERGE BLUEの4つの機能「キーテレフォン/PBX連携」「CONNECT」「MEET」「SHARE」について聞いてきました。
また、開発の裏話や、そこから垣間見える日本企業のさまざまな課題、そしてそれを解決するためのアイデアが反映されたUNIVERGE BLUEが、「日本ならではの働き方」に沿ったサービスである理由などがおわかりいただけたのではないでしょうか。長年、日本のオフィスコミュニケーションに向き合ってきた当社だからこそできる、これからのコミュニケーションのカタチ、UNIVERGE BLUEを活用したハイブリッド構成は、今後のスタンダードの1つになるかもしれません。
本コラムをお読みになってUNIVERGE BLUEに興味を持っていただけたら、お気軽にお問い合わせください。
UNIVERGE BLUE 立ち上げメンバーインタビュー
音声テキスト
(「UNIVERGE BLUE」誕生の背景)リモートワークを中心に新しい働き方が求められ、従来のオフィスにある交換機と電話機だけでは業務が成り立たないという状況になっています。(働き方の多様化により、従来の固定電話機だけでは社内外でコミュニケーションが取りづらい その一方で…)「これからはクラウドだ」というお客さまもたくさんいるものの、やはり機能面や日本独特の働き方=代表電話番号への着信を誰かが受けて転送する、そういった日本ならではの働き方が、クラウドサービスだけではフィットしないという課題がありました。(クラウドのコラボレーションツールだけでは、日本独特のビジネススタイルに十分ではない…)クラウド経由のコラボレーションツールと、オフィスにあるオンプレミス機器を融合し、それぞれのよいところを組み合わせる「新しい提案」です。(双方の課題を解決する「ハイブリッド戦略」)
「UNIVERGE BLUE」とキーテレフォン「Aspireシリーズ」が連携して、「CONNECT」「MEET」「SHARE」というUCツールを提供し、さらにはこれまで分断されていたツールを「UNIVERGE BLUE」が統合することで、代表着信をパスコンで受け、UCツールを連携して利用できます。(オフィスの電話機、パソコン、スマートフォンが同時に着信) 大多数のお客さまが何らかのオンプレミス機器を使いながらビジネスを続けています。その環境をすべてなくして、クラウドサービスに切り替えられるかというと、簡単ではありません。いまある機器を活かしながら、お客さまのペースに合わせて少しずつクラウドを導入していける、それが「ハイブリッド」のよいところであり、「UNIVERGE BLUE」最大の特長にもなっています。
これからは、お客さまがパソコンを自宅に持ち帰ることで、チャットやWeb会議、ファイル共有といったUCツールを利用しながら、オフィスにかかってきた代表着信を自宅にいながら受けられるようになります。クラウドとキーテレフォン/PBXとの「ハイブリッド」が、働き方改革に貢献する。オンプレミス機器もクラウドサービスも、双方を融合したハイブリッドも、そのすべてを私たちが提供できるということを強くアピールしていきたい。月額のサービスで導入できるソリューションとして展開しつつ、お客さまをさらに広げていくといったような取り組みをしていきたいと考えています。
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