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2019年11月21日 ソリューション紹介動画

どうする? 働き方改革 ~ヒントはここに~

「どうしよう」と考えているみなさん、まだ間に合います

2019年4月に施行された「働き方改革関連法」には、たくさんの対象項目があります。

「大企業が、対象ではないか?」
「自分の企業にこの項目は、関係ないのではないか?」

と、考える方もいるのではないでしょうか。

これらの項目は一部項目を除き、2020年以降は全企業が対象となります。

(再生時間:3分00秒)

音声テキスト

2019年4月から労働基準法に多くの改正項目が加わり、これらすべて、全企業が対象となります。
「どうしよう」と考えているみなさん、まだ間に合います。ICTを活用したNECならではのソリューションをご紹介します。
課題が山積みのように思われるかもしれませんが、改正内容を整理すると…大きく3つの課題に分類できます。
『長時間労働の是正』に向けては…
業務の効率化を図ることで、労働時間の適正把握、残業の抑制などに対応。定型業務や単純作業を、より短時間で低コストに行うソリューションが有効です。
入退管理と勤怠管理を連携した「SecureFrontia(セキュアフロンティア)」が従業員の正確な勤怠管理と、管理の工数を削減し、業務の効率化に貢献します。
『働き手の確保』に向けては…
従業員のライフスタイルに合わせた職場環境を整備することで、離職率を低減し、多様な働き方を促進します。
環境の整備や構築には、セキュアなリモートアクセスやスマートフォンの内線化などが有効です。最適な通信環境を提供するアクセスルータ「UNIVERGE(ユニバージュ)シリーズ」、安心できるネットワーク環境を構築するセキュリティ端末「Aterm(エーターム) SA3500G」が、さまざまなロケーションでの働き方をサポートします。
『生産性の向上』に向けては…
情報共有手段の拡充がコミュニケーションの活性化を促します。さらに作業の効率化と負荷軽減には、離れた現場のデータを収集・監視しながら、作業の自動化や遠隔作業を行うことが有効です。
チャット・電話・Web会議などを統合的に活用するユニファイドコミュニケーションが業務の効率化、迅速化を実現。離れた場所を結び、作業の効率化を促進します。
NECプラットフォームズでは、お客さまの働き方やロケーションに合わせ、最適なソリューションを提供することが可能です。
概要については、各ソリューションのWebページをご覧ください。

働き方改革で求められる3つの主な課題

まずは労働基準法について、代表的なものを簡単にご説明しましょう。

  • 労働時間の上限
    時間外労働の上限を年720時間、月100時間、2~6カ月の平均が80時間に定められ、違反には「6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金」が科せられます。時間労働による過労死などはニュースでもたびたびが取り上げられ、ブラック企業という言葉も耳にするようになりました。
  • 割増賃金率の猶予措置廃止
    中小企業でも、月60時間を超えた残業時間については割増賃金を50%以上にしなければなりません。すでに大企業では実施済みですね。
  • 年次有給休暇の取得義務化
    有給休暇が年10日以上ある労働者に対して、年に5日以上の休暇取得が義務付けられています。フレックスタイムについては、これまでの清算期間は最大1カ月でしたが、今回の法改正により、最大3カ月までに変更されました。

これらの法改正により、従来はできなかった“月をまたいだ効率的な業務配分”や“社員の生活上のニーズへの対応”ができるようになりました。より柔軟な働き方が可能になったのです。

言葉にすると2カ月延びただけに聞こえますが、実際に管理するのは大変です。これだけの法改正に企業は対応する必要があります。みなさんは大丈夫ですか?

「どうしよう」と考えているみなさん…大丈夫です! まだ間に合います。NECのICTを活用した解決方法をご紹介しましょう。

2019年4月から順次働き方改革関連法が施行

「働き方改革」で求められる課題は、大きく3つに分類されます。

まず、『長時間労働の是正』です。

従業員の残業時間を管理できていますか? じつはサービス残業をしている従業員がいて、正確な残業時間を把握できていない、ということはないですか?

2つ目に、『働き手の確保』です。

企業や業種にもよりますが、人手不足は深刻な問題になっており、人手不足で倒産する企業まであるほどです。子育てや介護のために貴重な従業員が休職、退職してしまった、なんてこともあるのではないでしょうか。

3つ目に、『生産性の向上』です。

ダイバーシティでさまざまな従業員の業務品質を標準化していくことは難しく、しかも健康に配慮していく必要もあります。みなさんの会社はどうですか?

これらの3つのテーマを掘り下げ、それらの課題を解決できるソリューションをご紹介しましょう。

3つの課題「長時間労働の是正」「働き手の確保」「生産性の向上」

『長時間労働の是正』に対する対策

『長時間労働の是正』に向けての対策としては、“過剰労働の抑制” “共通業務の統一化” “定型業務の効率化”などの業務の効率化が1つ目に挙げられます。一般的なソリューションの例としては「勤怠管理」「グループウェア」「RPA」などが該当します。

もう一つの対策としては、「柔軟な会議参加」や「会議準備の手間削減」といった会議の効率化が挙げられ、遠隔会議システム、ペーパーレス会議システムなどが該当します。

「RPA(Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション)」は、NECグループでもスタッフ部門で活用しており、勤怠・工数・発注など、各種システムからのデータ収集や集計・加工作業を自動化することで約73%もの工数削減を実現しました。

ビジネスフォンが注目されない理由とは?

『長時間労働の是正』の対策ソリューション例

この「勤怠管理」は、入退管理データと組み合わせることで正確な出退勤時刻を記録できます。長時間勤務やサービス残業の実態把握が可能となり、不正の防止に繋がるため長時間労働を正しく是正できます。

また、管理者のデータ入力工数とミスを削減でき、業務の効率化にも繋がります。

NECプラットフォームズの入退管理ソリューション「SecureFrontia X/Lite(セキュアフロンティア エックス/ライト)」なら、勤怠管理ソフトウェアと連携することもできるので、入退場ログを勤怠管理に活用できます。

NECプラットフォームズでは、社員証による各フロアの入退場データは「勤怠管理」と紐づけられています。勤怠上の退勤時間とフロア退出時間に大きな差異があると、チェックが入ることもあるんです。

SecureFrontia X/Lite

『働き手の確保』に対する対策

続いて、『働き手の確保』に向けての対策としては、“テレワーク環境整備” “オフィス環境改善”など、多様な働き方の改善が挙げられます。

一般的なソリューションの例としては「リモートアクセス」や「ネットワーク」「セキュリティ」「スマートフォン内線化」などが該当します。

NECプラットフォームズでも、シンクライアントPCとネットワーク環境を支給されているので、PCとスマートフォンがあれば、いつでもどこでも作業できる環境が整っています。ちょっとした用事のために、わざわざ外出先から戻る必要もありません。

このようにテレワークを含めた多様な働き方への対応は、『働き手の確保』に向け非常に重要となってきています。その環境整備については、NECプラットフォームズのネットワーク・セキュリティソリューションがお役に立ちます。

『働き手の確保』に対する対策

『働き手の確保』の対策ソリューション例

たとえば“子育てや介護のために貴重な従業員が離職してしまう”または“優秀な人材がいて採用したいが、離れた地域に住んでいるため毎日出社することはできない”など、多様な働き方に対応することで人材を確保することができます。

そのためには「テレワーク」などの環境を整備する必要があります。

NECプラットフォームズなら、VPN対応アクセスルータ「UNIVERGE IX/WAシリーズ」と、セキュリティアプライアンス「Aterm SA3500G」、クラウド型統合管理サービス「NetMeister(ネットマイスター)」を組み合わせることで、外出先・自宅・サテライトオフィスなど、さまざまなロケーションでの働き方を実現できます。さらにセキュアなネットワークを安価に構築することも可能なのです。

『働き手の確保』には、UNIVERGE IXシリーズとAterm SA3500Gが有効

『生産性の向上』に対する対策

3つ目の『生産性の向上』の対策としては、“コミュニケーションの活性化”が1つ目に挙げられます。

一般的なソリューション例としては「ユニファイドコミュニケーション」「遠隔会議システム」などが該当します。もう1つの対策としては、“作業の効率化” “負荷軽減”が挙げられ、「設備稼働監視」や「遠隔支援」などが該当します。

“作業の効率化”については、オフィスでしたら「RPA」も該当しますし、生産現場では「工場IoT」なども最適です。

NECプラットフォームズには全国に支社支店があり、本社・拠点の毎月定例の会議で遠隔会議やWeb会議を利用しています。

会議のために出張する工数や経費もかかるため毎月の開催は難しく、メール通知だけでは伝わらないことも多いので、遠隔会議システムは欠かせないコミュニケーションツールの一つになっています。

その遠隔会議も含め、コミュニケーションを活性化させることができるNECプラットフォームズのソリューションをご紹介します。

「生産性の向上」対策には、「コミュニケーション活性化」と「作業の効率化/付加軽減」が有効

『生産性の向上』の対策ソリューション例

なぜWeb会議が必要なのかは先ほど弊社内での活用でもご紹介しました通り、参加者はいつでもどこでも出席できるため、社内のコミュニケーションを活性化するだけでなく会議日程の調整効率化や移動工数の削減もできます。

「ビジネスチャット」があれば、会議中で忙しい上司ともすぐに連絡が取れたり確認することができるので、スピーディーなコミュニケーションを実現します。

これらを統合的に活用することで、たとえば離れた職場の人と製品デザインの確認を行う場合でも、その人が在席かを確認し、チャットで連絡。製品を見ながら話すこともできますし、途中でWEB会議に切り替える、ということもできます。これは離れたロケーションにいることを感じないコミュニケーションが図れるため、生産性の向上が期待できます。

これを実現するのが、オフィスコミュニケーションゲートウェイ「UNIVERGE Aspire WX(ユニバージュ アスパイア ダブリューエックス)」です。テレコム環境を提供するだけでなく、チャット・Web会議・通話を統合的に次世代コミュニケーション環境を構築することができます。

UNIVERGE Aspire WXは、スムーズ×スピーディなコミュニケーションで社員の生産性を向上

課題はNECプラットフォームズのICTでデザインして解決

ここまで述べたとおり、働き方改革に向けては『長時間労働の是正』『働き手の確保』『生産性の向上』への対策が重要です。

『長時間労働の是正』は『働き手の確保』や『生産性の向上』にも繋がるように、各課題に取り組むことで、相乗的に働き方改革を進めることができます。

NECプラットフォームズの働き方改革ソリューション

お客さまごとに取り組むべき課題、優先順位はそれぞれです。NECプラットフォームズではお客さまの働き方改革に向けた多種多様な企業課題をICTでデザインし、解決します。

NECプラットフォームズのソリューション

最新機種「SecureFrontia X plus」でもご紹介した機能をご利用いただけます。
new window入退管理ソリューション「SecureFrontia X plus」はこちら

「UNIVERGE Aspire WX」は2022年5月31日をもって新規販売を終了しました。
new window現行機種の「UNIVERGE Aspire WX plus」はこちら


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