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掃除が不十分な飲食店はお客さまを逃す…人手不足には清掃ロボット活用もおすすめ
2023年07月11日 カテゴリ:コラム
飲食店経営で重要な指標に「QSC」があります。QSCとは「Quality(品質)」「Service(サービス)」「Cleanliness(クレンリネス/衛生)」の頭文字をとった略語です。お客さまに満足していただくため、飲食店は料理の品質や接客レベルだけではなく、掃除も重視する必要があります。WEB・SNS全盛期のいま、掃除が行き届いていないと「お店が汚い」という口コミから選ばれにくくなる可能性も。
しかし、「分かってはいるけど、忙しさや人手不足で手が回らない」という場合もあるのではないでしょうか。
本コラムでは、お客さまがとくに見ているポイントを踏まえ、クレンリネスを効率的に強化するヒントをご紹介します。
掃除が行き届いていないとリピート客を逃すことに
一般財団法人サニクリーンアカデミーが400人に実施したアンケートによると、清潔感のなさが原因で「行く回数が減った・まったく行かなくなったことがある」と答えた方は約7割にのぼることがわかりました。
整理整頓ができていない店、不衛生な店だと居心地が悪く感じたり、対応が雑に感じたりしてゆっくり食事をしようという気がなくなってしまいます。結果、リピートされないだけでなく、客単価も下がってしまう原因にも繋がります。
お客さまが気になるポイントは?
お客さまがとくに見ている場所を確認してみましょう。一般財団法人サニクリーンアカデミーの調査結果によると、清潔さが気になる場所ランキングは1位:トイレ(60.0%)、2位:テーブル・椅子(54.0%)、3位:店内の床(46.8%)です。
1位:トイレ-60.0%
最も汚れやすいトイレは、綺麗にしておくことでお客さまから良い印象を持っていただけます。
部位別では、1位:におい、2位:黒ずみ・黄ばみ、3位:水滴や水がこぼれていることが気になるという結果に。
においや黒ずみ・黄ばみは積み重ねで目立つようになるので、1日に清掃タイムをこまめに設けましょう。清掃時には、便座・フタ・便器・床・壁・手洗い場・鏡と全体を掃除します。排水管やタンクも定期的なチェックが必要です。水回りは、ペーパータオルを設置してお客さま自身にも水滴を取っていただけるようにしましょう。
2位:テーブル・椅子-54.0%
お客さまが飲食をするテーブルや椅子も重要です。見られているポイントは、1位:食べかすやゴミが落ちている、2位:べたつき、3位:油汚れです。バッシング(下げ膳)後、ゴミを取り除き拭きあげるプロセスが大切です。
多忙や人手不足で掃除がおろそかになりやすい店舗では、配膳ロボットをバッシングに活用するのがおすすめです。片づけたいテーブルに向かったロボットに空いた食器を載せ、洗い場や次のテーブルにロボットが移動する間にスタッフが清掃をすると、効率的に綺麗な状態で次のお客さまを迎えられます。
配膳ロボット活用例
3位:店内の床-46.8%
広くお客さまの目に入る床も、綺麗に保つ必要があります。気になる場所は1位:食べかすやゴミが落ちている、2位:べたつき、3位:油汚れ。心地よく過ごせるよう、こまめな清掃が必要です。
ただ、床掃除は広範囲で、スタッフの負担が最も大きい箇所ですよね。そこで、清掃ロボットの活用で、気になるポイント1位の食べかすやゴミを効率的に除去することができます。清掃ロボットがゴミを吸い取ったあと、べたつきや油汚れを拭き取りましょう。
広範囲のゴミを清掃ロボットが吸い取り
店舗を清潔に保つには
1日のワークスケジュールに清掃の時間と担当スタッフを組み込み、定期的に清掃する習慣をつけることが大切です。マニュアルを整備しスタッフ間で業務を均一化すると、より質を上げることができます。
そして、清掃で本来の業務が圧迫されてしまう、もっと効率的に床を綺麗にしたいという場合は、清掃ロボットとの協働も検討してみてはいかがでしょうか。
清潔さは大事だけど人が足りない・忙しい!
そんなときは清掃ロボットがおすすめ
清掃ロボット「Whiz i(ウィズ アイ) アイリスエディション」は、障害物を自ら避ける安全な自律走行で、スタッフの代わりに床を徹底清掃します。また、空気中の浮遊菌量も低減させる効果も。タイマー機能により、ワークスケジュールに合わせて清掃開始時間を設定することもできます。
飲食店では、人手不足が深刻化するなかでも変わらず清潔な空間が求められています。とくに広範囲で大変な床掃除の一部はロボットにまかせて、スタッフはトイレなどの清掃に注力することでお客さま満足度を高めませんか?スタッフが歩き回って清掃する時間を減らすことで、業務負担を軽減する効果も見込めます。
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