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機能紹介

スモールビジネス向け無線LANルータ Aterm Biz SHシリーズ

オフィスや店舗などで広範囲なWi-Fi環境を構築可能な
Aterm Biz SHシリーズの多彩な機能をご紹介

Wi-Fi 6、Wi-Fi 7やメッシュ中継機能などに対応したAterm Biz SHシリーズのさまざまな機能をご紹介します。

広いオフィスや店舗などでも安定したWi-Fi環境を構築する、SOHO/SMB市場向け(法人モデル)無線LANルータです。

オフィスや店舗で

Wi-Fi 7

Wi-Fi 7(11be) に対応

Wi-Fi 6Eの約1.2倍高速

「Wi-Fi 7(11be)」はWi-Fi 6Eの進化版として登場した通信規格です。
Aterm Biz SH7072Aは通信速度(理論値)で、高速かつ便利なワイヤレス通信を実現します。

機種名 5GHz帯 2.4GHz帯
Aterm Biz SH7072A 5,764Mbps 1,376Mbps

Wi-Fi 6Eの約1.2倍となる最大5,764Mbpsの高速通信が可能かつ、2.4GHz帯通信においても1,376Mbpsの通信性能を備えています。

  • 表示の数値は本製品と同等の構成を持った機器と通信を行ったときの理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度ではありません。

MLO(Multi-Link-Operation)に対応

MLO(Multi-Link-Operation)は、複数の周波数帯を同時利用できるWi-Fi 7の技術です。

MLO(Multi-Link-Operation)なし と、Wi-Fi 7 MLO の比較図

5GHz帯と2.4GHz帯を同時に利用できるので、それぞれの周波数帯域を合計した最大7,140Mbps(規格値)の高速通信が可能です。

また、MLO(Multi-Link Operation)の方式である「同時モード(MLMR:Multi-Link Multi-Radio)」「切替モード(EMLSR:Enhanced Multi-Link Single-Radio)」の両方に対応しています。

同時モードでは、その名の通り2つの周波数帯を同時利用して通信速度を向上させます。切替モードでは、干渉を受けても違う周波数帯へすばやく切り替えて遅延を防ぎ、安定した通信を可能にします。

  • 表示の数値は本製品と同等の構成を持った機器と通信を行ったときの理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度ではありません。
  • MLO(Multi-Link-Operation)の同時モード(MLMR:Multi-Link Multi-Radio)、切替モード(EMLSR:Enhanced Multi-Link Single-Radio)は端末側も対応している必要があります。MLO動作時は、MLMRおよびEMLSRの固定利用はできません。

Multi-RU(Multi-Resource Unit)に対応

Wi-Fi 7 Multi-RU と、Multi-RU なし の比較図

RU(リソースユニット)は無線周波数帯の小さなグループを指し、各RUはさまざまな大きさで構成されています。Wi-Fi 6Eでは、1ユーザに対して1つのRUを割り当てて通信していましたが、Wi-Fi 7では、1ユーザに対して複数のRUを必要なだけ動的に割り当てることができるようになりました。

容量の大きいデータの送信時には一時的に多くのRUを割り当てるなど、状況に応じて柔軟に対応できるので低遅延で効率的な通信が行えます。

  • 受信側の端末がWi-Fi 7およびMulti-RU機能に対応している必要があります。

プリアンブルパンクチャリングに対応

Wi-Fi 7 プリアンブルパンクチャリング と、プリアンブルパンクチャリングなし の、比較図

Wi-Fiが途切れる要因のひとつに無線電波の干渉があります。プリアンブルパンクチャリングは、利用中の特定のチャネルが妨害を受けてもそのチャネルを避けて通信する技術で、安定した高速通信を可能にします。

Wi-Fi 6Eなどの従来規格では、無線リンクが混雑したときは信号間の干渉が発生して通信が低下することがありますが、Wi-Fi 7では信号間の干渉を自動で検出し、干渉のある帯域のみを避けて通信の継続が可能。Wi-Fi接続の効率化を実現します。

  • 本機能は、5GHz帯/6GHz帯の対応となります。受信側の端末がWi-Fi 7およびプリアンブルパンクチャリング機能に対応している必要があります。

4096QAMに対応

Wi-Fi 7 4096QAM と、Wi-Fi 6E 1024AQM の、比較図

QAM(Quadrature Amplitude Modulation)は、デジタルパケットをワイヤレスでデータ転送可能なアナログ信号に変換する技術です。数値は一定の帯域幅(通常は1Hzあたり)においてどれだけの情報量(ビット数)を伝送できるかを表します。

Wi-Fi 7では、このデータ変換の際の変調方式が改善され、通信の効率が向上。一度に変換できる情報量がWi-Fi 6Eの1024QAM(10bit)から、Wi-Fi 7では4096QAM(12bit)に増加し、通信速度が約1.2倍になりました。

  • 受信側の端末がデジタル変調方式の4096QAM(12bit)に対応している必要があります。

Wi-Fi 6

Wi-Fi 6(11ax) に対応

下記の通信速度(理論値)で、高速かつ便利なワイヤレス通信を実現します。

機種名 5GHz帯 2.4GHz帯
Aterm Biz SH6042A 3,603Mbps 574Mbps
Aterm Biz SH621A1 1,201Mbps 574Mbps

5GHz帯と2.4GHz帯のイメージ図

Wi-Fi 6 OFDMA(直交周波数分割多元接続)に対応

複数の端末と接続したときでも安定した通信が可能です。

OFDMA 利用イメージ
OFDMA 利用イメージ

従来規格Wi-Fi 5(11ac)では時分割により1端末ずつ順番に行っていた同時通信の割り当てを、通信帯域の分割によって行うため、1通信で多数台同時に通信でき、通信効率が大きく向上します。

  • OFDMAを利用するには、受信側の端末もOFDMAに対応している必要があります。

Wi-Fi 6 MU-MIMO(同時通信)に対応

MU-MIMO 利用イメージ
MU-MIMO利用イメージ
  • 最大3台(1×1)は規格値です。
    MU-MINOを利用するには、受信側の端末もMU-MINOに対応している必要があります。
  • Aterm Biz SH621A1の場合は、ダウンリンクのみ対応。最大2台同時接続です。

端末に向けて集中的に電波を送る「ビームフォーミング」を利用し、空間多重によって、複数の端末と同時通信を行う技術により複数台での同時安定通信が可能です。

メッシュ中継機能

メッシュ中継機能を搭載

広範囲の通信を可能にする「メッシュ中継機能」には通信の状態が良い最適なアクセスポイントに自動で切り替えて接続する「ローミング機能」があり、たとえばオフィスを移動しながら利用する場合でもシームレスで快適な通信を実現します。

ローミング機能なし/あり 比較図

本機能により、メッシュWi-Fi親機とメッシュ中継機それぞれから広がる電波が交差した網の目状のWi-Fiネットワークが構築可能です。ネットワークに接続された子機は、移動をしても電波状態の良いアクセスポイント(メッシュWi-Fi親機またはメッシュ中継機)にWi-Fi接続先が自動で切り替わります。本製品はメッシュWi-Fi親機、メッシュ中継器でのご利用が可能です。

ゼロタッチプロビジョニング機能

ゼロタッチプロビジョニング機能に対応

本機能を利用することにより、製品開梱後、配線接続と電源投入の現地作業のみで事前のキッティング作業は不要、初回起動時にNetMeisterのサーバから装置の設定を取得して動作開始となります。そのため、装置展開期間短縮や運用担当者の負担軽減にもなり、装置導入時の作業の省人化に繋がります。

ゼロタッチプロビジョニング機能利用イメージ