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2023年1月19日 ソリューション紹介
2024年1月26日 改版
2024年3月29日 改版
セキュリティと利便性を両立させよう
顔認証連携ソリューション紹介! 高セキュリティを小規模スタートコロナ禍の外出制限を機に一気に広がったテレワークですが、現在は以前のスタイルに戻りつつあり、オフィスへの出社率も高くなってきました。それに伴い、オフィスに対するセキュリティの重要性が再び高まってきています。特に入退システムを含むアクセスコントロール分野のセキュリティを導入検討する企業が増えてきているようです。
ICカード認証を使った入退システムでは、入場できる人を制限することでセキュリティを保ちます。それ以外にも入室記録がないと退室を許可しない「アンチパスバック」や、連続で2名の認証結果がOKにならないと入退室を許可しない「2名照合」、警備システムとの連動など、さらにセキュリティレベルを上げることができ、オフィスの安全安心に貢献します。
しかし、ICカード認証だけではカードの使い回しや、紛失、他者協力による共連れなどがリスクとして考えられます。特に機密情報を扱う場所や重要管理エリアなどはセキュリティレベルを上げておきたいところです。
一方、両手に荷物を持っているときにICカードリードする必要があるようなときは、わざわざICカードをかざすことが不便に感じることもあるでしょう。エントランスや執務室などの入退場はもう少し利便性を高めたいですよね。
それらを解決する方法として、ICカード認証と生体認証、特に顔認証を組み合わせることでセキュリティと利便性を同時に向上させることができます。

NECプラットフォームズの入退管理システム「SecureFriontia X plus(セキュアフロンティア エックス プラス)」は、これまでも信頼性の高いNEC 顔認証アプライアンスサーバや「NeoFace Access Control(ネオフェイス アクセス コントロール)」などのNEC 顔認証システムと連携を行い、ICカード認証と顔認証を組み合わせて入退管理を可能とすることで、セキュリティや利便性の向上を図ってきました。
さらにこのたび、小規模構成で高いセキュリティを実現するNEC 顔認証エッジデバイスとの連携も可能となり、スモールスタートに最適なご提案ができるようになりました。
NEC 顔認証エッジデバイス+エッジ照合オプションの特長
まずはじめに、NEC 顔認証エッジデバイス+エッジ照合オプションの特長についてご紹介します。
「エッジ照合オプション」は、エッジデバイス内部で顔照合を行うためのオプションです。

セキュリティ
- 生体検知によるなりすまし防止の強化
スマートフォンや紙媒体の写真では顔認証結果がNGになるなど、実際の“人”が認証を行ったかを判断することができるので、なりすまし防止につながります。 - 耐タンパ機能、データ暗号化による情報漏えいの防止
無理に端末をこじ開けると、データを自動的に消去するなど情報を漏えいさせない耐タンパ機能を搭載しています。また、端末自体が盗難にあったときでも内部で保管しているデータを暗号化していて、第三者が内容を確認することは困難になり、こちらも情報漏えい防止につながります。
管理のしやすさ
- Webブラウザアクセスで設定・認証ログ管理
専用にPCまたはサーバを用意する必要がなく、Webブラウザでカンタンに管理できます。 - エッジデバイス5台まで認証用マスタデータを共有
デバイス5台までマスタデータを共有できるので、新規に登録したときや変更したときに各々のデバイスに管理者(人)が対応する必要がないため、管理工数を削減できます。
- *6台以上はエッジ照合オプションではなく、Bio-IDiom サービスポータル上で実現します。 詳しくは最寄りの販売店・営業にお問い合わせください。
- *認証ログは各デバイスに保存しています。確認するときはデバイスごとにWebアクセスする必要があります。
オフィスレイアウトのしやすさ
- エッジデバイス単体で運用可能
1台から導入することができ、顔認証を小規模で始めることができます。 - VESA規格※1に対応
VESA規格に対応したポールなどを使って、自由にオフィスをレイアウトできます。 - インタフェース拡張アダプタによるPoE++※2端末化対応
インタフェース拡張アダプタを使用してデバイスをPoE++(IEEE802.3bt)対応にできます。PoE++対応のハブおよび有線LANケーブルで給電するため、別途設置個所付近にACアダプタ用の電源を配置する必要がないので、美観を保ったレイアウトが可能です。
(PoE++対応のスイッチをご用意ください)
- ※1VESA規格:VESAは「Video Electronics Standards Association」の略。VESAが標準化した国際的な規格で、ディスプレイ用に75mm間隔に穴があいているものや100mm間隔にあいているものなどがあります。NEC 顔認証エッジデバイスは75mm間隔に対応しています。また、VESA100mmの金具は、インタフェース拡張アダプタに干渉するため使用できません。
- ※2PoE:「Power over Ethernet」の略。LANケーブルを通じネットワーク機器に通電するための規格です。

ICカード認証とNEC 顔認証エッジデバイスを連携してできるこんなこと
入退管理システム SecureFriontia X plus とNEC 顔認証エッジデバイス+エッジ照合オプションを連携することで、セキュリティの向上や利便性を向上させることができます。
セキュリティを向上させたいエリアで
オフィスでは、サーバを管理するところや機密情報を扱うエリア、会議室などがセキュリティを高めたいエリアではないでしょうか。
そんな場所にはICカード認証・顔認証が両方とも認証OKのときにのみ入退場が可能になる「2要素認証」がオススメです。


利便性を向上させたいエリアで
社屋のエントランスや執務室では入退管理を行いたい一方で、それなりのセキュリティを確保できれば大丈夫であるエリアでは利便性も一緒に考慮したいところです。
ICカード認証または顔認証で入退管理を行えば、ゲストの管理はあらかじめ用意した専用のICカードで運用する一方、従業員はICカードを使用しなくても顔認証で入退場可能にするなどの運用で利便性を向上させることができます。


1扉から万全のセキュリティを
NECプラットフォームズの入退管理システム SecureFrontia X plus は、いくつかの顔認証システムと連携できます。今回ご紹介したNEC 顔認証エッジデバイス+エッジ照合オプションは今まで連携してきた顔認証の機能性を保ちつつ、1扉から導入しやすいので小規模スタートが可能になります。
小規模でもしっかりICカード認証と顔認証で安全安心な入退管理ができますので、ぜひ導入をご検討ください。
- ※NEC 顔認証エッジデバイス+エッジ照合オプションについて詳しくはこちら
NEC 顔認証エッジデバイス(NECへ)
- ※SecureFrontia X plus および NEC 顔認証エッジデバイス+エッジ照合オプションは屋外設置できません。また、導入をご検討の際は現地の下見が必要です。
- ※本顔認証製品によりカメラ撮影した、特定の個人を識別できる画像データは個人情報に該当します。個人情報保護法、および関連する規則・ガイドライン等に従って個人情報をご利用ください。
また、法令遵守のみならず、プライバシーの保護にも配慮をお願いいたします。
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