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2022年7月7日 製品・サービス紹介

フレッツ光一本で高速通信を実現した事例とは? GIGAスクール接続のアイデアをご紹介

学校のインターネットが遅い?!

GIGA端末の本格活用が始まり、校内ネットワークを整備してインターネットブレイクアウト回線を用意したものの、インターネットが遅くてお困りの学校が多いようです。

そのような状況ですが当初の計画通りに、2024年度には学習者用デジタル教科書が本格導入されるスケジュールのようで、現在よりもさらに多くの端末が一斉利用する日が近付いています。

そこで今回は“学校のインターネットが遅い”という課題について、インターネットの出口部分に焦点を当て、あるISPのIPoE固定IPサービスと、当社のルータ「UNIVERGE IXシリーズ」(以下、IXルータ)およびクラウド型統合管理サービス「NetMeister(ネットマイスター)」を使った解決事例を紹介します。

学校でパソコンを使った授業を受ける生徒たちの写真
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  • 出典:
    デジタル庁 教育データ利活用ロードマップを策定しました<https://www.digital.go.jp/news/a5F_DVWd/>
    デジタル庁 教育データ利活用ロードマップ(令和4年1月7日デジタル庁、総務省、文部科学省、経済産業省)(PDF/7,295KB)<https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/information/field_ref_resources/0305c503-27f0-4b2c-b477-156c83fdc852/20220107_news_education_01.pdf>

数千台のタブレットが一斉接続しても高速通信

まずは首都圏のある教育委員会の事例です。

複数校を束ねる集約型で、データセンタからフレッツ光ギガライン(クロス非対象エリア)を使ったインターネット環境で、数千台(総数一万数千台)のタブレットが一斉接続する状況でした。

この状況でもIXルータを使って、たった一本のフレッツ光ギガライン回線で常時800Mbps以上を実現できました。

実際に一日のトラフッィクをみてみましょう。

クラウド型統合管理サービス NetMeister(無償提供)を使うと、このように一日のトラフィックを確認することができます。

朝のトラフィックのグラフ
(使用環境:「UNIVERGE IX2235」/ フレッツ光ギガライン / IPoE固定IPアドレス )

ちょうど学校が始まる時間帯のスループットがわかる画面ですが、朝8時から接続が始まり8時半に向けてたくさんのタブレットがつながってきていますね。それでも800Mbps以上をキープし、平均値付近で841Mbpsのスピードであることが確認できます。

スループットを可視化し、一日の通信状況がわかる

学校が始まる朝の時間帯のスループットを確認しましたが、次に夕方のトラフィックを見てみましょう。

15時20分頃から小さな波がありますよね。この時間帯は多くの学校で授業が終わって放課後の時間となるので、生徒のタブレット接続数が減ります。そして、教諭の利用時間に入ることが想像できます。

夕方のトラフィックのグラフ

このようにIXルータを使うとキャリアの通信スペックを十分に引き出すことができるうえ、NetMeisterでWANポートのスループットを確認できるので、接続の集中する時間帯や帯域が足りているのかなどを把握することができます。「接続が遅い!」となっても、通信状況がわかれば最適な対策や改善方法を考えられるので安心ですよね。NetMeisterは無償のサービスなので、多くのお客さまにご好評いただいています。

今回ご紹介した教育委員会の事例は集約型でしたが、各学校から同様に直接インターネットにつなぐことが理想的な解決方法の一つです。

フレッツ光の提供エリアによって以下の「回線」「装置」「IPoE固定サービス」組み合わせをおすすめします。

  • フレッツ光クロスエリア:IX2310(10G対応ルータ)
  • フレッツ光ギガライン/隼(はやぶさ)SHSエリア:IX2235(負荷が高い場合 IX2310)

300人程度でも接続が不安定な場合は…

「IPoE固定IPアドレス」を利用しても、300人程度の同時接続で不安定になってしまうケースも多くあるようです。

その原因は、ISP事業者の環境やフレッツ光回線の分配状況、そしてルータの性能不足が由来している可能性があります。この場合、ISPの変更や、新規フレッツ回線を引き込み、環境を大きく変える必要があります。

ですが、2本目の回線を引くことは簡単ではないのが現実です。

そこで、特に大規模校でお試いただきたいのが、当社のIXルータです。

IXルータには簡易のロードバランス機能(トラフィックの負荷を分散させる機能)があるので、回線とISPを2回線で増強したり、増設した回線の帯域が十分な場合は、既設回線を校務ネットワークへ流用するなど、アイデア次第で柔軟に対応できます。

2回線運用、B帯域が十分な場合はA帯域を他のネットワークに移動

NetMeisterを気軽にお試しください

ご紹介したクラウド型統合管理サービス NetMeisterのスループット画面は、無償版では3時間の通信状況を確認することができます。もう少し長期間のログがほしい場合は有償版の「NetMeister Prime(ネットマイスター プライム)」で30日間の通信状況を確認できます。

障害解析や通信のポートフォリオ作成に利用できるので、契約いただく教育委員会が増えています。有償版の「NetMeister Prime」では、通信ログが30日間に増えるのに加え、アプリケーションごとの通信分析が可能です。

  • 一カ月の利用状況、前月との比較
  • 今後多くの学校で利用予定のG-Suiteの通信がどのくらいあるのか
  • Office365の通信にどのくらい消費されているのか
  • 毎月第二第三水曜日にWindows Updateの通信がどのくらい走っているのか

有償版「NetMeister Prime」を含めた試験利用も可能で、最大で3カ月間無料でお試しいただくことができます。

学校でのインターネット接続が遅いとお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

NetMeister Primeの紹介図

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