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機能
遠隔監視制御システム コルソス CSDJ通報
音声通報(テキストスピーチ方式)
緊急かつ確実性の高い音声通報に「テキストスピーチ方式」を採用。
具体的数値の通知や遠隔での設定変更も可能です。
- 設備の異常等を検知すると、あらかじめ登録された番号へ電話をかけ、音声メッセージで通知を行います。相手を直接呼び出すためリアルタイム性が高く、相手が出なければ再通報を行ったり、次の宛先へ通報を行うため、確実に通知を行うことができます。
- 電話番号は最大で16宛先登録でき、入力信号ごとに宛先を変えることも可能です。
- 音声メッセージは、テキストスピーチ方式を採用しています。PCでテキストを入力し、装置が読み上げる方式のため、現場に行かずにメッセージ変更が可能です。また、メッセージ変更をしても、声質が変わることなく通報を行うことができます。
- また、アナログ値や積算値を音声メッセージの中に含めることができ、具体的な数値(“○○メートル”など)を通知することが可能です。
- ※CSDJ-Dは対象外となります。
Eメール通報
文字による通報で記録を残すことができます。
日月年報帳票の添付も可能で、低コストで記録管理ができます。
- 設備の異常等を検知すると、あらかじめ登録されたEメールアドレスへメールを送付します。発生時刻や異常内容などが文字によって明確に記録が残るため、より的確な判断が可能となります。
- また、アナログ値や積算値をメール本文中に含むことができ、具体的な数値(“○○メートル”など)を通知することが可能です。
- 日報・月報・年報をCSVファイル、またはBMPファイルとして添付して送付することも可能なため、帳票の効率的な管理が可能となります。
- 通報先のメールアドレスは最大で32宛先登録でき、入力信号ごとに宛先を変えることも可能です。
FAX通報
FAXへ通報することが可能。日報・月報・年報を自動送信可能で、管理業務の低減を図ります。
- 設備の異常等を検知すると、あらかじめ登録されたFAX番号へFAXを送付します。発生時刻や異常内容などが文字によって明確に記録が残るため、より的確な判断が可能となります。 また、アナログ値や積算値をFAXの文中に含むことができ、具体的な数値(“○○メートル”など)を通知することが可能です。
- 通報先のFAX番号は、ダイヤル先と合わせて最大で16宛先登録でき、入力信号ごとに宛先を変えることも可能です。
- ※FAX通報機能は、CSDJ-Hのみ対応しています。
コルソス通報
コルソス間で通信を行い、離れた場所のデジタル出力制御を行います。
- CSDJの起動要因が発生した場合、ネットワークを介して他のCSDJのデジタル出力を制御(ON/OFF)することができます。離れた場所の警報盤出力や、下流のポンプの水位上昇で上流のポンプの運転を停止するなどの運用が可能です。
- 最大8カ所の通報先を指定可能。複数の現場を同時に制御することができます。
- また、各種ブロードバンドネットワークだけでなく、アナログ回線でも利用可能です。
通報先の切替機能
「平日昼間と夜間・休日」など、スイッチまたは内蔵カレンダで通報先を切替可能。
いつでも的確、また素早く通報できます(モード切替)。
- 時間帯により通報先(モード)を切り替えることが可能です。 例えば、平日昼間は事務所へ通報を行い、夜間・休日は自宅へ通報を行うといった運用が可能です。
- 通報先(モード)の切替方法は、「ボタン」「カレンダ」「外部スイッチ」の3種類から選択することができます。
コントロール機能
現在状態閲覧
汎用PC(ブラウザ)で現場状況(設備運転状態、水位など)を確認可能。
緊急時も簡単に現場状況を把握できます。
- 遠隔地よりコルソス CSDJへアクセスし、現在の設備状況を確認することができます。
現在状態の確認方法は2種類あり、電話機から音声メッセージで確認する方法と、汎用PCやタブレット等のWebブラウザから確認する方法があります。 - Webブラウザから確認する方法の場合、使用している(運用有の)端子を端子番号順に一覧表示します。状態により文字の色や背景の色を変えることができ、設備の状況を視覚的にわかりやすく確認することができます。
- また、流量などの積算値や水位などのアナログ値を○○m3、△△mなどと具体的な数値で確認することができます。
- 自動更新機能により、選択した間隔(無/5~60秒・5秒間隔)で最新の状態に自動更新することも可能です。
トレンドグラフ閲覧
汎用PC(ブラウザ)でアナログ入力値/デジタル入力値をグラフで確認可能。
蓄積データをグラフにしたヒストリカルグラフと、現在の入力状態をグラフにしたリアルタイムトレンドグラフを表示できます。
- 時系列の水位や温度などの変化をグラフで表示し、監視対象の変動状況を簡単に把握することが可能です。
同一画面に最大5グラフを表示でき、相対的な確認が可能です。 - 蓄積データをグラフにしたヒストリカルグラフと、現在の入力状態をグラフにしたリアルタイムトレンドグラフを表示できます。ヒストリカルトレンドグラフでは、帳票データ、定時間隔履歴データ、アナログ詳細定時履歴データを表示可能です。トレンドグラフの表示領域は、グラフごとに設定可能です。表示色もグラフごとに設定できます。
日報・月報・年報帳票閲覧
日報・月報・年報を自動作成。ブラウザで閲覧・データダウンロード(CSV/BMPファイル)、
定期的にEメール(CSV/BMPファイル添付)・FAXで送信でき、管理業務を低減します。
- 設備の運転状況データを蓄積することができ、日報・月報・年報を自動作成することが可能です。
- 日報1年分、月報5年分、年報6年分を蓄積しているため、過去の帳票も閲覧が可能です。
- 自動作成された日報は、FAX・Eメールにより定期的に送信することが可能で、効率的に記録に残すことができます。 また、FAXで取り出したり、Webブラウザでアクセスし、CSVファイルでダウンロードしたりすることが可能なため、必要に応じて随時確認することが可能です。
- ※FAX機能はCSDJ-Hのみ対応しています。
出力制御
汎用PC(ブラウザ)で現場設備のデジタル出力/アナログ出力を遠隔制御可能。
緊急処置(設備の強制停止など)が現場に行かず素早く行えます。
- ポンプの運転制御など、現場設備に対して接点出力を行うことが可能です。また、ゲートの開度など、現場のコントローラに対して0-5Vのアナログ出力を行うことが可能です。
- デジタル出力の出力方式は、連続出力とワンショット出力の2種類あり、出力端子ごとに設定が可能です。アナログ出力は、あらかじめ最大5つの出力値を設定しておき、Webブラウザの画面上で制御を行います。
- 遠隔制御を行う方法には、汎用PCやタブレット等のWebブラウザからと電話機(DTMF信号)からの2種類あります(電話機からはデジタル出力のみ) 。
Webブラウザから制御を行う方法の場合、使用している(運用有の)端子が一覧表示され、ボタンを押して制御を行います。名称や状態・ボタン表示内容は、端子毎に自由に設定可能です。 - また、デジタル出力は接点入力検出に連動して接点出力したり、通報動作に連動して接点出力することも可能です。
各種履歴の検索
通報履歴や動作履歴などを検索&表示可能。緊急時の原因調査やメンテナンス時に役立ちます。
- 装置本体に各種履歴を蓄積します。蓄積された履歴は、PC(Webブラウザ)を使用し、履歴種別、日付を指定して検索(表示)することが可能です。表示した履歴を印刷したりCSVファイルでダウンロードすることも可能なため、印刷して保管したり、CSVファイルとしてデータを活用することができます。
- 履歴の種類は、通報履歴、コントロール履歴、ログイン履歴、動作履歴の4種類があります。
- 通報履歴は、通報動作した履歴で、通報日時、要因、通報先、通報結果が記録されます。
- コントロール履歴は、デジタル出力制御やシステムデータ設定、時刻設定などのコントロールの履歴で、コントロール日時、コントロール内容が記録されます。
- ログイン履歴は、ブラウザでログインされた履歴で、ログイン時刻とユーザIDが記録されます。
- 動作履歴は、入力検出や出力動作、停電などの履歴で、検出した時刻や内容が記録されます。
システムデータ設定
システムデータは、汎用PC(ブラウザ)で設定。オンラインでも設定でき、変更時も現場に行かずに素早く対応できます。
- システムデータ設定は、PCのWebブラウザを使用して行います。
- 専用ソフトは不要で、ブラウザ搭載の汎用PC等で設定を行うことができます。
- Webブラウザで設定するため、現場でのオンサイト設定だけではなく、遠隔でのオンライン設定の場合でも、同一の操作性で設定を行うことが可能です。
- 設定作業は、メニューの項目順に作業を行えば、完了するようになっており、視覚的にもわかりやすい構成となっています。各項目間の整合性をチェックする、エラーチェック機能を搭載しているため、間違いの発生しにくい構成になっています。
- 設定ファイルのダウンロード・アップロード機能があり、設定データのバックアップや流用ができ、作業を簡素化できます。
- ※システムデータ設定は、管理者IDでログインした場合のみ可能です。
監視先一覧表示(簡易集中監視ツール)
汎用PCのブラウザで監視先全体の異常有無のリスト/イメージ表示が行えます。
ブラウザファイルを作成するExcelマクロをご用意していますので、HTMLの知識がない方でもツールを作成できます。
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「簡易集中監視ツール」を使うと、点在する監視先の異常有無を一覧表示できます。
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汎用PCにツール(ブラウザファイル)を保存するだけで動作します。
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ブラウザファイルを作成するツール(Excelマクロ)を無償提供していますので、一定のPCスキルがある方であれば、作成可能です。ご提供方法については、お問い合わせください。
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リスト表示および地図表示があり、異常が発生している監視先は色やアイコンが変わります。
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異常が発生している監視先の詳細情報は、リスト表示上のURLや地図上のアイコンをクリックして確認します。
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地図表示の画像ファイルは、お客様にてご用意ください。
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