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概要

【販売終了】Hive APシリーズ AP130

Hive APシリーズ「AP130」は、2020年9月30日をもって販売を終了しました

現場の課題解決とTCO削減

先進の協調制御(コントローラレス制御)

一般的に高額なコントローラで提供される集中制御機能を、アクセスポイント(以下、AP)同士の協調制御で実現。電波干渉対策の軽減、トラフィックのAP一極集中回避や、LAN工事が困難だったフロアも無線LAN化が可能になります。

電波干渉対策(CH設計)の軽減

AP起動時と稼働中の定期スキャンで干渉影響の少ないCHへ自動変更します(建物密集地域では固定CHを推奨)。
電波出力も干渉影響を最小限に抑えるよう自動調整します。さらに、スマートデバイスなど2.4/5GHz両方に対応した端末であれば混雑の少ない5GHzへ誘導することも可能です。

チャンネルをスキャンして影響の度合いを確認。混雑の少ないチャンネルに確定。

AP一極集中の回避(負荷分散)

AP同士の協調制御で比較的空いているAPが積極的に応答することで負荷分散します。
リソースの有効活用でAP設置数を最小化します。

【例】
大会議室は常に人はいないため1台設置(AP5)
 ↓
懸念されることは、会議によっては大人数が集まるためレスポンスが低下しやすくなる
 ↓
比較的空いている周辺AP1やAP4との間で負荷を分散し、レスポンス低下を解消

AP同士の協調制御で比較的空いているAPが積極的に応答することで負荷分散

アクセスポイントのLAN配線が困難なフロアを無線化

これまでAPを設置したくてもLAN配線が困難だったり、工事費が高額になるため、無線化を断念しているエリアを無線化いたします。

AP同士を無線で接続しLAN工事費を削減(設置場所に電源が必要になります)。またAP同士が協調しベストな経路を選択してデータ通信を行います。

さらに無線LAN非対応の有線LAN機器も子機の空いているLANポートを活用して、そのままネットワークへつながります。

MeshネットワークでLAN工事不要。有線LAN機器も収容可能。

コストに配慮した高いセキュリティ

RADIUSサーバーがなくても高いセキュリティ

無線LANにおいてRADIUSサーバーを使用した端末認証が最高レベルのセキュリティになりますが、初期投資・運用コストが課題に。コストを抑えつつ高いセキュリティを実現したいというお客様へおすすめです。

内蔵RADIUSによるLDAP認証

内蔵RADIUSによるLDAP認証

LDAP/Active Directory環境があれば外部RADIUSを構築することなくAP内蔵RADIUSで端末認証を実現します。

独自のプライベートPSK

独自のプライベートPSKにより端末ごとに異なる鍵で端末認証を代替。盗難・紛失時は該当端末の鍵だけを無効にすることで、鍵の漏えい対策が可能です(統合管理ソフトウエアで利用可)。

共通鍵を使用

先進の集中管理

本機能を使用するには、統合管理ソフトウェアが必要です。

オンプレミス型からマルチテナント管理によるクラウド型まで柔軟に対応

設定やファームウェアの集中管理、導入後の障害検知、予期せぬトラブルを可視化するスペクトラムアナライザやパケットキャプチャ機能に対応。

設定の一元管理と自動配信モデル

設定の一元管理とゼロ・コンフィグレーションに対応。導入・保守を効率化できます。

APをルーターに接続すれば自動で設定をダウンロード。作業者に専門的な知識は不要で、導入・保守の効率化。

各種無線LANモニタや不正アクセス対策モデル

独自のプライベートPSKにより端末ごとに異なる鍵で端末認証を代替。
盗難・紛失時は該当端末の鍵だけを無効にすることで、鍵の漏えい対策が可能です(統合管理ソフトウェアおよびPK-WL024で利用可)。

電波干渉可視化ツール
電波干渉可視化ツール

コントローラレスならではの耐障害性とデータ系トラフィックの分離

  1. 耐障害性
    一般的なコントローラ型の場合、コントローラ障害やAP間との回線障害により各APのオフラインリスクを伴いますが、万が一統合管理ソフトウェアに障害が発生しても各APはそのまま動作を継続。
  2. データ系トラフィックの分離
    データ系トラフィックは統合管理ソフトウェアを中継することがないため、コントローラ型のようなトラフィックの一極集中による通信レスポンス低下から解放されます。
コントローラレスならではの耐障害性とデータ系トラフィックの分離モデル