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2024年2月7日 入退管理コラム
2024年3月29日 改版
大人数が通過する場所には人の流れを止めないフラッパーゲートを
SecureFrontia X plus のフラッパーゲート連動で渋滞解消オフィスに入退場するとき、どのような認証システムを使っていますか? 社員/職員証などのICカードで認証を行い扉を解錠するのはもちろんですが、場所や目的によって認証方法を追加・変更すると、さらに安全で便利になります。
その中から今回は、多くの人が行き交うエントランスに向いている「フラッパーゲート」の運用を見ていきましょう。NECプラットフォームズの入退管理システム「SecureFrontia X plus/X」なら、いつも使っているICカード認証をベースに、必要な場所にフラッパーゲートを追加して運用いただけます。

ICカードをかざして通過する「フラッパーゲート」

大きなオフィスビルや広い工場・社屋など、多くの従業員が出入りする場所のエントランス。出社や帰宅などのピーク時間には大変混雑します。同じ電車に乗り合わせた人が同時にエントランスに到着して通り抜けるのに渋滞が…という話もよく聞きます。とはいえ、関係者以外の人がまぎれて入ってきてしまうのは避けたいので、入退の認証システムは必須です。
このような場所には「フラッパーゲート」を設置しましょう。駅の自動改札、といえばイメージできるでしょうか。いちいち手で扉を開閉する手間もなく、ICカードをかざせばフラップ(板状の扉のような部分)が自動で開いて通過できるというものです。大きなビルのエントランスや、駅や空港などに設置されていることからもわかるように、多くの人の流れを止めることなく、共連れ※など不正侵入を防ぎ、かつ入退場者を管理することができます。
物理的な「扉」がないので、開閉のために扉に触ることもないので衛生面でも安心です。
工場や医療現場、研究施設など、カードを持ってかざして、ということ自体が衛生面の問題で難しい場所もあります。そんな場所には、体の特定の場所にICカードを所持した状態で認証させる方法もあります(ご相談ください)。
- ※共連れ:1人の認証で2人以上が入室または通過すること
SecureFrontia X plus のフラッパーゲート連動に、さらに顔認証を連携すればウォークスルー顔認証に
SecureFrontia X plus はICカード認証なので、通常はフラッパーゲートをICカードで通過できます。さらにここに顔認証を連携するとカードをかざす必要がなくなります。
そこで、フラッパーゲートに顔認証を連携するソリューションをご紹介しましょう。非接触なので衛生面でも安心ですが、認証スピードが速いのでさらなる混雑解消に一役買います。
顔認証システムを連携したゲート通過のイメージは動画をご覧ください。
顔を登録していない場合は、通常通りICカードで通過できます。
「SecureFrontia X plus」フラッパーゲート × 顔認証システム連携の活用例

「SecureFrontia X plus/X」のフラッパーゲート連動に、さらに顔認証を連携した例をご紹介します。
ここではNECの顔認証システム「NeoFace Access Control」を使用しています。
顔認証と組み合わせれば、ハンズフリーで歩きながら顔認証。フラッパーゲートを通過できます。

これなら両手がふさがっていても問題ありません。
認証スピードが速いので、出社や帰宅で混み合うピーク時間でも渋滞することなく人が流れます。

顔を登録していない場合は、通常通りICカードを使用すれば通過できます。
「ICカード」と「顔」の両方が認証されないと通過できない「二要素認証」の運用もできます。

- ※
連動可能なフラッパーゲートはこちら
フラッパーゲート連動および連携できる顔認証システムについて詳しくは「お問い合わせ」ボタンから、または弊社担当営業へご相談ください。 - ※SecureFrontia X plus、SecureFrontia X とも、ご紹介した機能をご利用いただけます。
こんな運用に向いています
顔認証システムを連携して「ウォークスルー顔認証」にすることで、カメラの前で立ち止まることなくスムーズに本人確認・入退場ができます。オフィスビルのエントランスやイベントの入場ゲートなど、たくさんの人が通る場所に向いています。
また、装置への接触が不要なため、荷物で両手がふさがっている人が多く出入りする扉や、清潔を保つ場所への入場に最適です。
さらに、「ICカード」と「顔」の両方が認証されないと通過できない「二要素認証」にすることでなりすましが困難になり、セキュリティレベルが高まります。これにより混雑するエントランスに限らず、立ち入る人を制限したいエリアのセキュリティをより強固にできます。

「SecureFrontia X plus」なら勤怠管理やBCP対策も
NECプラットフォームズの入退管理システム「SecureFrontia X plus」をベースにしているので、ゲートを通過した履歴から従業員の勤怠管理を行えるのはもちろん、ゲストとして入退場した人の履歴も管理できます。
災害が起きた際には、フラッパーゲートを通過した履歴から現在建物内に誰がいるのかを確認できる「安否確認」としても役立ちます。企業のBCP対策としても有効です。
ほかにも複合機の認証、売店・食堂での決済など、さまざまな社内システムと連携が可能です。
フラッパーゲート導入のご相談、また SecureFrontia X plus および顔認証連携のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

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