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2023年7月6日 オフィスコミュニケーションコラム
スマホ内線化の方法はシンプルに選ぶ! よくある要望4パターンを解説
クラウドサービスからビジネスフォンの機能まで、スマートフォンの内線化方法をまとめてご紹介企業のスマートフォン(以下、スマホ)の内線化導入は、昨今ますます進んでいます。
スマホを内線化し、どこででも電話対応をできるようにする理由として、
- テレワークやハイブリッドワークを促進するため
- 固定電話機を削減するため
- 工場や店舗内の業務効率化のため
など、さまざまな理由があると思いますが、その方法やサービスはたくさんあるので、その中からなにを優先すべきか、迷ってしまう担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スマホ内線化選びでよくあるお客さまのご要望をシンプルに4パターンに分け、それぞれの方法についてご紹介します。

スマホ内線化でよくあるお客さまの要望4パターンとは?
スマホを内線化すると、内線通話はもちろん、スマホでオフィス宛ての代表電話を受けたり、保留・転送なども利用できます。
選ぶ方法によって使える機能に差はありますが、今回はシンプルにお客さまが求めていることを4パターンに分けてみます。
「この機能が欲しい」といった細かな仕様のご要望はひとまず置いておいて、まずはこの4パターンのどれに一番近いか、選びながら読み進めてくださいね。




お客さまの要望に応える方法をそれぞれ解説
では、それぞれの要望に応える方法を解説します。
今回ご紹介するNECプラットフォームズの製品/サービスは、スマホで無料の内線通話はもちろん、オフィスの代表着信への応答※やオフィスの番号での発信、保留・転送などが可能で、使いやすいスマホアプリをご用意しています。
※ AXモバイルリンク機能を除く
その1:Aさんのパターン「とにかくシンプルにスマホ内線化したい!」

とにかくシンプルさを求めるなら、やはりクラウドサービスがおすすめです。利用者の追加や変更がかんたんで、従業員の増減にスピーディに対応できます。
NECプラットフォームズのクラウドコミュニケーションサービス「UNIVERGE BLUE(ユニバージュ ブルー)」なら、ビジネスフォンと連携したハイブリッド構成なので、クラウドサービス単体のサービスより、より多機能な電話機能を利用できます。
オフィス宛ての代表着信にスマホで応答できるのはもちろん、スマホから固定電話機のパーク保留がとれたり、スマホでも営業終了のガイダンスを流せたり、音声メッセージを自動でテキスト化できるなど、ハイブリッド構成だからこそ、スマホがオフィスの固定電話機と同じように使えるという特長があります。
サービス利用料は月額1アカウント900円で、クラウドサービスでよくある基本利用料がかかりません。利用する人数分のアカウント使用料のみで利用できます。
接続イメージはこちら。

その2:Bさんのパターン「どうせならWeb会議もできる方が良い!」

スマホ内線化の検討は、同時にコミュニケーションツール全体を見直すということです。
スマホを内線化して、コスト削減、コミュニケーション環境の改善をしようとしている一方で、高額なテレビ会議システムや利用頻度の低いWeb会議サービスをなんとなく使い続けている状態では、いくらスマホ内線化だけを推し進めても、全体の効率化や改善にはならないですよね。
ですので、スマホ内線化を検討する際は、Web会議などのコミュニケーションツールも含めたトータルでの最善を目指しましょう。
Aさんの例でご紹介したNECプラットフォームズのクラウドコミュニケーションサービス「UNIVERGE BLUE」は、月額費用900円のシンプルな通話機能に特化したライトプランのほかに、 Web会議やファイル共有機能も利用できる月額1,500円のスタンダードプランもご用意しています。
UNIVERGE BLUE サービス利用料
電 話 | チャット/ プレゼンス |
Web会議 | ファイル共有 | 月額利用料 (税別) | |
---|---|---|---|---|---|
ライトプラン 音声通話・チャット・プレゼンス機能のみ利用できます |
〇 | 〇 | × | × | 1アカウント 900円/月 (税別) |
スタンダードプラン すべての機能を利用できます |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 1アカウント 1,500円/月 (税別) |
- 表示している価格は1アカウントあたりのサービス利用料です。インターネット環境、ネットワーク機器等、別途必要となる場合があります。
- ライトプランとスタンダードプランの混在利用はできません。
- 1アカウントあたり、5つのデバイス(PCやスマホなど)をご利用いただけます。
- 最低利用期間は1年間です。
- UNIVERGE Aspire WX plus / Aspire WX、SV9500CT、SV9300CT導入費用は別途営業担当窓口にご相談ください。
- ※表示の価格は変更される場合があります。最新の価格、お見積りに付きましては営業担当者へお問い合わせください。
Web会議もファイル共有機能も、どちらも直感的な操作ですぐに使いこなせます。
また、Web会議では、会議中に複数人で同時に画面上に書き込みができたり、会議中に参加者みんなで書き込んだメモが会議終了後に自動でメール送信され議事録にできるなど、シンプルな操作ながら、便利な機能を豊富に搭載しています。
その3:Cさんのパターン「月額費用をかけずにスマホを内線化したい」

昨今、スマホ内線化というとクラウドサービスを思い浮かべる方が多く、クラウド利用が進む一方で、クラウドに抵抗を感じるお客さまも少なくありません。
クラウドサービスは利用開始や変更がかんたんですが、費用体系の主流は月額料金制であり、どうしても毎月利用料の支払いや処理が必要になります。
その点の工数や煩雑さを避けるため、月額費用のかからないスマホ内線化方法を探しているという方には、ビジネスフォンにアダプタを設置する方法をご提案します。
内線化アダプタ「UNIVERGE BX500」 なら、NECのビジネスフォン Aspireシリーズ※に追加設置するだけで、インターネット経由でスマートフォンを内線化できます。煩雑な手続きも月額費用も不要なので、手軽にスマホの内線化を開始できます。
※ UNIVERGE Aspire UX、 UNIVERGE Aspire WX、 UNIVERGE Aspire WX plus
UNIVERGE BX500で実現するスマホ内線化は、登録台数最大50台、同時通話20通話まで。小~中規模オフィスにぴったりなサイズ感だからこそ、シンプル構成、かんたん設置、買い切りで導入後は簡便な運用が可能です。

その4:Dさんのパターン「音声品質が最重要! クラウド音声は避けたい…」

クラウド利用に抵抗を感じる理由は、月額費用の課題だけではありません。
クラウドサービスを利用したインターネット経由での音声通話は、どうしてもベストエフォートになるため、携帯電話の音声網と比べると不安定さを感じてしまうでしょう。
クラウドの音声の途切れが気になる、聞こえにくい状態を避けたい苦情・相談窓口の電話対応、といった場合には、クラウドではなく携帯電話の音声網を使う方法をおすすめします。
NECのビジネスフォン「UNIVERGE Aspire WX plus」の「AXモバイルリンク」機能を使えば、携帯電話の音声網を使ったスマホ内線化が可能です。
スマホから一度オフィスのUNIVERGE Aspire WX plusにアクセスし、そこから内線や外線に発信する方法で、この方法だとスマホだけでなく、ガラケーも利用できます。
最新機種 UNIVERGE Aspire WX plusだけでなく、Aspireシリーズの旧機種から利用できる“昔からある機能”ではありますが、クラウド利用が進む昨今でも、根強く人気のあるスマホ内線化方法です。

スマホ内線化を求めていたけど、結局スマホを使わない事例も!
スマホ内線化でよくあるご要望を4つに分けて、それぞれに適した方法をご紹介しました。しかし、最近多いのは「スマホ内線化を検討していたが、スマホでなく、パソコンで通話する方法を選んだ」という事例です。
いますでに従業員にスマホを支給している場合は、どの方法を選ぶか考えるだけで良いですが、まだスマホを支給していない場合は、スマホ端末を手配・管理していく必要があります。
従業員全員分のスマホを手配するのは簡単なことではなく、コストも工数もかかるので、たとえば「週に数回だけテレワークを実施する」「電話対応の頻度があまりない」といった従業員には、いまお使いのパソコンで通話ができれば、スマホ手配が不要になります。
先ほどご紹介した「UNIVERGE BLUE」なら、スマホでできることと同様のことがパソコンでもできるので、従業員の働き方や仕事内容に合わせて、パソコンで通話環境を整えるという選択が可能です。
また、構内PHS環境でもスマホを使った方法もご用意していますので、スマホ内線化を検討中ならぜひ一度NECプラットフォームズまでご相談ください。

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