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概要

遠隔監視制御システム コルソス CSD12

多様な業種の現場DXを支える「遠隔監視制御システム」

コルソス CSD12は、設備の稼働状況や故障検知、水位・流量などの計測情報を、各種通信インフラを通じて統合的に監視・通報・制御できる遠隔監視制御システムです。遠隔監視制御に必要な機能がワンパッケージ化されているため、手軽に低コストでの導入が可能です。スタンドアロン運用からクラウド環境やオンプレミス環境まで、さまざまな運用形態に応じて柔軟に対応できます。さらに、新たに予知保全に対応することで、設備の安定稼働と長寿命化に貢献します。

CSD12概要図

新たな相関監視機能で予知保全に貢献

予知保全に貢献する相関監視機能を新たに搭載しました。
相関監視機能は、設備から収集された監視データの相関を利用して異常や故障の予兆を検知し、自動通報する機能です。
コルソス CSD12に蓄積された複数の入力データの相関関係を散布図として見える化し、ユーザーが設定した正常範囲を外れた相関関係を検知すると、故障の予兆としてコルソスから通報します。
この機能により、設備の故障が起こる前にメンテナンスを実施することができ、設備の安定稼働、長寿命化に貢献します。

コルソスCSD12の特長

稼働状況の把握や異常を分析しやすく

短いスパンでの分析をしやすくするため、詳細データの記録期間を拡大し、1秒ごとのアナログデータは120分、1分ごとのデータは約45日を記録できるようになりました。
また、新たに10分間隔のデータ記録(日報)を追加しています。

履歴種別 記録間隔 CSDJ記録期間 CSD12記録期間 確認方法(コルソスWeb画面)
アナログ詳細定時状態履歴(最新) 1秒 10分 120分 グラフ
アナログ詳細定時状態履歴(保存) 1秒 10分 120分 グラフ
※CSD12で表示可能に
定時状態履歴 1分 約10日 約45日 グラフ
日報(10分間隔) 10分 - 400日 帳票(表形式)、グラフ
日報(1時間間隔) 1時間 366日 400日 帳票(表形式)、グラフ

よりタイムリーな制御を可能に

CSD12では、「コルソス」間連動において、アナログ出力の連動が可能となりました。これにより、現場に設置したコルソスの入力に応じて、離れた場所に設置したコルソスからのアナログ出力を連動して制御できます。

※拡張IOボード実装時

コルソス間連動においてアナログ出力の連動が可能

Webサーバ機能も大幅に向上

ダッシュボード機能

管理者がカスタマイズ可能なダッシュボード表示に新たに対応。
現在状態、出力制御、施設情報、カメラ、グラフの画面を1画面上に並べて表示し、さまざまな状態を監視できるようになりました。

ダッシュボード機能のイメージ

※画面は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合があります。

モバイル端末用の表示画面

モバイル端末用のブラウザ表示機能を新たに追加。利便性が向上しました。

PC画面

モバイル端末画面

モバイル端末画面

※画面は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合があります。

グラフ監視機能の改善

グラフでの監視機能も改善し、グラフの表示可能数も最大12パターン、12要素に増えました。また、日報、月報、年報の棒グラフ表示に対応しました。

トレンドグラフ画面例

トレンドグラフ例

日報グラフ例

日報グラフ例

※画面は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合があります。

コルソスの伝統を受け継ぐ

従来のコルソスシリーズと同様に音声(電話)通報、FAX通報といったレガシー機能を搭載しています。
監視方式も運用形態や規模に合わせてスタンドアロン・簡易集中監視・クラウド・オンプレミスから選択が可能です。
これまでのコルソスシリーズのコンセプトを継承し、変わらない安心と使いやすさを提供します。

コルソス運用一覧

セキュリティと環境への取り組み

製品開発の各工程においてセキュリティを考慮した設計を実施しています。IoT技術の進展により多くの設備がネットワークに接続される中、安全・安心に運用できる環境づくりに貢献します。
また、筐体材料には、地球温暖化防止の推進、資源の有効利用への取り組みとして、再生プラスチックを採用しました。

  • コルソス、CSD、CSDJは、NECプラットフォームズ株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている商品名、サービス名、会社名またはロゴマークは、各社の登録商標、商標もしくは商号です。