監視システム

下水道設備監視　コルソスCSDJ

下水道設備の監視をはじめ、道路排水設備や工場の設備監視など、さまざまな設備の監視に使用されている「コルソス CSDJ」にて、EA01Aが採用されています。

「コルソス CSDJ」は装置の性質上、屋外の制御盤内に収容される場合が多く、広い動作温度範囲が求められています。
また、従来のアナログ回線による音声通報から、LTE/3G回線を利用したメール通報やクラウド監視での運用が増えています。

従来のLTEルータは、動作温度範囲や電源バックアップに課題がありましたが、EA01Aにより屋外の制御盤内でも安心して使用できるようになりました。
オプションの「CSDJ EA01A専用電源アダプタ」を使用すればコルソス CSDJから電源供給および電源バックアップができ、停電時も継続して監視を行えます。

採用のポイント

産業用インクジェットプリンタ

産業用インクジェットプリンタにて、EA01Aが採用されています。

EA01Aを使用した通信により、クラウドよりプリンタの運用状況やエラー情報を遠隔地からも把握できるようになり、迅速で的確な保守対応が可能になりました。

導入先である工場の製造ラインは、製造の“心臓部”でもあることから、セキュリティ面での配慮が重要です。また、顧客側に価格・設置の両面で負担をかけずに、既存の製造ラインに影響を及ぼさないような通信ネットワークとのセット導入が求められていました。

EA01Aと閉域網回線サービスのセット提案により、セキュアでストレスフリーなネットワーク環境を構築し、小型なカードサイズのため、付属の取り付け用ホルダーによりプリンタに直接取り付けでき、生産ラインに影響を及ぼす工事を行うことなく環境構築することができました。

採用のポイント

デジタルサイネージ

鉄道車両向け車内映像配信システム

鉄道車両向けの車内映像配信システムにて、EA01Aが採用されています。

EA01Aにより、各車両に設置するデジタルサイネージ装置への広告配信、管理・制御や鉄道会社の運行情報などのデータ受信が可能です。

従来の配信システムは、駅などに設置した地上設備から無線で車内の制御装置にコンテンツを送信したり、USBメモリで制御装置にコンテンツをコピーしたり、または制御装置から各車両のデジタルサイネージ装置に有線で配信したりしていました。
そこでEA01Aの採用により、LTE回線から直接配信できるようになり、地上設備や制御装置、配線工事が不要になりました。

また小型という特長を活かし、デジタルサイネージ装置内にEA01Aを組込むことで、省スペース化を実現しました。デジタルサイネージ装置内部に組込んだ状態で、鉄道車両用品の振動/衝撃試験をクリアし、高い耐環境性能を保持しています。

採用のポイント

デジタルサイネージ

商業施設でのデジタルサイネージにて、EA01Aが採用されています。

EA01Aにより、商業施設に設置するデジタルサイネージ装置への広告配信などコンテンツデータの受信が可能です。

従来の主な配信システムは有線にてクラウドと接続していたため、設置場所に制約がありました。また、イベントやタイムセールをはじめとする一時的な移動に対応できないなど、設置の柔軟性に課題がありました。

省スペースで設置できるEA01Aを使用しLTE/3Gでクラウド環境に接続することで、幅広い場所へデジタルサイネージ装置を設置することが可能となりました。

採用のポイント

エネルギーソリューション

太陽光発電

太陽光発電システムでEA01Aが採用されています。

EA01Aは太陽光発電システムの発電量や稼働状態、保守情報を携帯キャリアの電波を使ってシステム管理者に伝えることが可能です。

太陽光発電システムは、屋外に長期間設置されるため、天候その他のトラブルに見舞われるリスクがあります。
何らかのトラブルが発生し太陽光発電システムが所定の発電量を得られないと、発電による収益性が低下します。このような事態を防ぐにはシステムの監視や保守が必要不可欠ですが、遠隔地にある場合はトラブルの早期発見による迅速な対処が難しく、また、人を介した定期点検などは人件費増大による収益性の悪化を招くといった課題があります。

EA01は、遠隔地にある太陽光発電システムの状態を、LTE/3G通信を介しお客様のシステムへお届けします。刻々と変化する発電量や稼働状態の確認に加え、迅速な保守情報の通知を実現し、保守コストの低減と迅速なトラブル対処が可能な保守体制の構築および運用をサポートしています。

採用のポイント

蓄電システム

蓄電システムにおける遠隔監視にて、EA01Aが採用されています。

EA01Aにより、蓄電システムの運用管理や遠隔保守を行うためのデータ通信が可能です。

蓄電システムは、長期運用、外部設置によりさまざまなトラブルが起こるリスクがあります。
トラブルを未然に防ぐことに加え、もし発生した際には早急な対応が必要ですが、人による保守管理では、リアルタイム性や人件費などの課題があります。

EA01Aは、蓄電システムとクラウド環境をLTE/3Gで接続することで、遠隔保守体制の構築をサポートします。

採用のポイント