「カレーハウスCoCo壱番屋」に
NECのオーダーエントリーシステムを導入
~豊富なオプション機器で、店舗ごとに最適なシステム構築を実現~
2012年1月20日
株式会社壱番屋
NECインフロンティア株式会社
株式会社壱番屋(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:浜島 俊哉)は、同社が国内に展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」に、NECインフロンティア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:庄司 信一)が開発したオーダーエントリーシステムの展開を開始しました。
新システムでは、従来機に比べ処理スピード、省電力性、デザイン性を向上させた新型POSターミナル「TWINPOS5500Ci」、操作性を追求したオーダー端末、キッチンプリンタ等のハードウェアをリニューアルしました。
また、ドライブスルーや宅配、テイクアウトといった様々なサービス形態において、それぞれに最適なシステム構成を実現したことで、よりきめ細いサービスの提供が可能となりました。
新システムの主な特長は次の通りです。
1. POSターミナル、オーダリングシステムをリニューアル
リニューアルしたPOSターミナルは、大画面カラー液晶ディスプレイ(12.1型、タッチパネル付き)、回転式キーボードを搭載し、店舗における操作性を大幅に向上しました。また、記憶装置には従来のハードディスクに替えてシリコンディスクを採用することで、より信頼性の高い安定稼働を実現しました。さらに、従来機比約30%の消費電力削減により、節電、運用コスト削減に寄与します。
オーダリングシステムにおいては、ハンディターミナルに従来機より大型化した4.3インチタッチパネルを採用。視認性、操作性が向上し、「カレーハウスCoCo壱番屋」の特長である数多くのトッピングメニューの検索や入力がスピーディに行えるようになりました。
2. サービス形態の異なる各店舗に、柔軟かつ容易にシステム構築が可能
「カレーハウスCoCo壱番屋」の店舗は約4分の1の直営店と、4分の3のフランチャイズ加盟店で構成されており、近年はドライブスルーや宅配サービス、テイクアウト専用窓口など新たなサービス形態への取組みにも力を注いでいます。
また、POSターミナルにおける電子マネー対応や自動釣銭機の導入、レシートジャーナルを記録媒体に保存する電子ジャーナル対応、調理指示伝票のペーパレス化(キッチンディスプレイ導入)など、様々な要望が強まっています。
新システムでは、こうした店舗環境の変化やオーナーからの要望に対応すべく、サービス形態に対応した業務ソフトや周辺機器の構成を、店舗ごとに個別のシステム設計を行うことなく、簡単なアプリケーションの設定により対応可能としました。これにより各店舗は豊富なオプション機器を自由に選択し、それぞれの店舗環境に応じて柔軟かつ容易にシステム構築することが可能になりました。
3.各サービス形態に適合したシステムにより店舗の業務効率化を実現
ドライブスルーやテイクアウト専用窓口を持つ店舗では、複数台のPOSを連携させることで、会計業務や売上の一元管理が可能です。
また、宅配サービスにおいては、電話注文受けからオーダー入力、調理指示、配達指示、入金までの業務を一連のPOS機能の中で行えるため、業務の効率化と入力ミスによる過不足金発生のリスクを軽減します。
壱番屋は、1978年に愛知県名古屋市郊外に「カレーハウスCoCo壱番屋」第1号店をオープン以来、順調に店舗数を拡大し、国内には1,227店舗、海外はアメリカ、中国、韓国等7ヶ国69店舗に展開しています。(店舗数は2011年12月末現在)
安定した品質の商品を全国的に提供する大規模チェーンでありながら、それぞれの店舗で独自メニューやサービスを実施する「個店化」(ストアレベルマーケティング)を推進しています。店舗が自ら施策を打ち出すことで従業員のモチベーションを上げ、店舗を活性化することで、壱番屋の目指す「地域一番店」として地元に愛される店舗作りに繋がっていると考えています。
また、NECインフロンティアは、長年培った外食産業向けPOSシステム構築の経験とノウハウを活かして、より便利に使いやすく、顧客ニーズに応える店舗システムを開発してきました。今後もさらに先進的で、新時代のサービスに対応するべく進化を続けていきます。
以上
※「カレーハウスCoCo壱番屋」は、株式会社壱番屋の登録商標です。
※「TWINPOS」はNECインフロンティア株式会社の登録商標です。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECインフロンティア ITサービス営業事業部フード営業推進部
TEL:03-5282-5827
(土・日・祝日・年末年始を除く)
E-mail:food@nec-i.jp.nec.com
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