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TLS 1.3に対応したブラウザからのWebアクセスに対するセキュリティ機能が動作しない場合があることに関するお知らせ

【販売終了】Aterm SA3500G(Aterm Bizシリーズ)サポート

2024年6月4日
NECプラットフォームズ株式会社 アクセスソリューション事業部門

TLS 1.3に対応したブラウザを使用した場合、その端末のWebアクセスに対するURLフィルタリングなどのセキュリティ機能が動作しない場合があることを確認しております。

影響を受ける機能

  • URLフィルタリング機能
  • Webガード機能
  • URLキーワードフィルタリング機能

発生事象

端末(PC等)がTLS 1.3対応ブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chrome)を使用している場合、以下の事象が発生する場合があります。

  • URLフィルタリング機能でブロックに設定したカテゴリのURLにアクセスできてしまう。
  • Webガード機能で危険なサイトにアクセスできてしまう。
  • URLキーワードフィルタリング機能で設定した特定の文字列を含むURLにアクセスできてしまう。
  • 上記の各機能において、セキュリティログが記録されない場合があります。

発生条件

TLS 1.3対応ブラウザの「TLS 1.3 hybridized Kyber support」機能が有効に設定されている場合。

対象機種・ソフトウェアバージョン

  • 対象機種:Aterm SA3500Gシリーズ全機種
  • 対象ソフトウェアバージョン:Ver.3.6.12以前

回避方法

ブラウザの「TLS 1.3 hybridized Kyber support」機能の設定を無効化することで回避可能です。

(参考)「TLS 1.3 hybridized Kyber support」機能無効化手順

Microsoft Edgeの無効化手順

  1. アドレスバーに「edge://flags/#enable-tls13-kyber」を入力し押下。
  2. 「TLS 1.3 hybridized Kyber support」の設定を「Disabled」に設定。
  3. 右下に表示される「再起動」をクリック。

Google Chromeの無効化手順

  1. アドレスバーに「chrome://flags/#enable-tls13-kyber」を入力し押下。
  2. 「TLS 1.3 hybridized Kyber support」の設定を「Disabled」に設定。
  3. 右下に表示される「Relaunch」をクリック。

更新履歴

  • 2024年6月4日 初版発行