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2021年6月10日 オフィスコミュニケーションコラム
マスクする? しない? 分かれる意見を考えよう
職場で8割以上の人が感じているストレスを軽減するには職場で、ウイルス感染症対策について感覚の違いを感じることはありますか?
オフィスで過ごす中で、同僚や上司、部下の行動に対して「ウイルスを気にしなすぎだ」と思ったり、逆に「ウイルスを気にしすぎだ」と思ったり…。
多くの人がこういった経験があるのではないでしょうか。
今回は、感染症対策との共存が始まって早1年以上が経った今も根強く残っている「他者との感覚差」についてお話しします。

職場で8割以上が感じている上司や同僚との感覚差
職場で感じる感染症対策の感覚の違いにはどのようなものがあるでしょうか。
たとえばこんなことが挙げられます。
- 旅行や外出を控える・控えない
- 飲み会に参加する・しない
- マスク会食をする・しない
- マスクを常にする・人と話す時だけする
- 在宅勤務を続けるべき・なるべく出社するべき
- 不織紙マスクを義務化するべき・そこまでしなくても良い
緊急事態宣言が解除されていない地域も残っている現在、当然、感染症対策を取り続けなければなりませんが、個人の意識や行動は以前と比べると個人差が広がっています。
感染症対策の意識が高い人にとっては、職場でマスクを外して話す人や人的距離間をとらない人と共に過ごすのはストレスが溜まるでしょうし、逆に感染症対策をそこまで意識しない人にとっては、最低限のマナーを守っているつもりなのに指摘されればストレスを感じてしまうでしょう。
実際、職場では8割以上の人が、こういった感染症対策の感覚の違いから生じるストレスを感じているそうです。
- ※参考:シティリビングWeb「思わずイラッ…職場のコロナウイルスに対する感覚に違いを感じる?」(https://city.living.jp/common/sakebi/1203531)

マスクは常に必要? 対面して喋らなければ必要ない?
職場で最も感じる感染症対策の感覚の違いは「マスク着用の有無」という結果が出ています。
「飛沫を防ぐためにマスクは常に必要」という意見と、「喋らなければ必要ない」という意見で分かれ、マスクに対する意識は職場で大きな問題になりえます。
たとえばこんなシーン。

オフィスでパソコンに向かってWeb会議に参加しているとき、マスクを着用したまま参加する人と、マスクを外して参加する人がいるのではないでしょうか。
すでに広く知られている通り、マスク着用で100%感染を防げるわけではありませんが、”しないより、した方が良い”ことは明確です。
マスク着用の最大の目的は、「もし自身が感染していた場合、他者にうつさないため」であります。ですので、「マスクをしたくないからしない」という理由で着用しないのであれば、それは上司なり組織なりが注意をするべきでしょう。
ですが、個人の意識とは別に、業務上そうはいかない場合もあるのではないでしょうか。
マスク着用が難しい場合にできることとは
オフィスにいて、マスクを着用しているわけにもいかないな…と思う瞬間の例として、電話応対やWeb会議でのお客さま向けの説明会や講習会などが挙げられます。
マスクを着用したまま電話応対をしていて、先方から「聞こえにくい」との指摘を何度も受けてしまったり、お客さま向けの説明会や講習会でマスクをつけたままは「失礼にあたるのではないか…」などという場合です。
では、マスク着用が難しいこのようなシーンではどうしたら良いのでしょう。
そこで必要となるのは、周囲への配慮と気配りを元にした行動です。
電話応対やWeb会議でマスクを着用しない方が良い場合は、オフィス内で人的距離がとれる場所に探してみましょう。
会議室やミーティングスペースなど、密集した自席ではない場所があるのであれば積極的に利用していくべきです。
またそれが難しい場合でも、隣や正面の席に同僚がいるのであれば、一時的に離れた席を使うなど、ちょっとした行動が大切です。
社外との関わりでベストを尽くすための行動(=マスクを着用しない)は、職場の安全性を害さないよう配慮した行動を伴わせなければいけませんね。

安全性に配慮した行動をとれるオフィス環境を
(2022年6月7日 加筆修正)
職場の安全性を害さないよう配慮した行動をとるためには、個人の意識に頼っていては限界があります。
「マスクをせずに電話応対したい」「Web会議で発表したい」というシーンでは、オフィス内でどこでも仕事ができる環境、つまり、通話やWeb会議を自席以外でできる環境が必要不可欠です。
自席以外でも仕事ができる環境とは、テレワークをはじめとした多様な働き方へ対応することになりますが、その環境構築はさまざまなサービスやソリューションが市場に提供されている反面、実現できていない、ツール導入になかなか踏み出せない場合が多くあります。
NECプラットフォームズでは、このようなお悩みのお客さまに「UNIVERGE BLUE(ユニバージュ ブルー)」をご提案します。
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- スマホではオフィス宛ての代表着信に出られないから自席の固定電話機で対応するしかない
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