サイト内の現在位置


2021年1月14日 オフィスコミュニケーションコラム
会社のネットワークが遅くなったと感じる人が急増中?
COVID-19禍のネットワーク速度低減問題は早期に手を打とう最近、会社のネットワークが遅くなった、と感じることはありませんか?
契約している回線が遅かったり、古いネットワーク機器を利用しているなど、ネットワーク速度低減の理由はさまざま。
ですが実は、テレワークが急増したことによって、インターネット上のトラフィックが数倍になっているということも原因の一つになっています。
いうまでもなく、ネットワークの遅延は業務に多大な影響を及ぼします。「ネットワークが遅くて仕事にならない」なんてことになる前に、ネットワーク環境を見直しておきましょう。

ネットワーク速度の低減はCOVID-19禍で加速する
COVID-19の影響でテレワークの導入が進み、国内のインターネット通信量が大幅に増えているそうです。しかもその量は、COVID-19感染拡大前と比べるとなんと1.6倍にもなっているとか。
収束が見えず、日常生活の多くが通信サービスに依存している状況を考えると、通信速度が今後も維持できるかどうか問題視されています
仕事をする上でも、オフィス内のネットワークが遅かったり、頻繁に切断されてしまう状況では、業務効率は落ちてしまいますよね。
業務上、ネットワークがスムーズに繋がることは最も重要です。

3つのポイントを見直そう
では、さくさくつながるオフィス環境を維持するためにはどうしたらよいのでしょう。
そのためには3つのポイントを見直してみましょう。
-
プロバイダは古くないか
もしかして、IPv4でインターネットに接続していませんか?
昨今のスタンダードはIPv6です。IPv6は、IPv4に比べ利用者数がまだ少ないというのもありますし、そもそも回線が混雑しにくく、通信速度が速い接続方式です。さらに、IPv6を使えるプロバイダに切り替えることで、通信速度が改善されるだけでなく、通信コストを下げることもできます。 -
回線が遅い契約のままになっていないか
プロバイダだけでなく、アクセス回線も見直しましょう。ギガビットへの対応や、占有型の回線に切り替えることで、大幅な通信速度の改善につながります。さまざまなアクセス回線メニューがありますので、お勤めのオフィスにあったプランを選ぶことが大切です。 -
古いネットワーク機器を使っていないか
オフィスのネットワーク機器も旧タイプのものだと速度が最大限に引き出せません。ギガビットへの対応はもちろん、処理速度も高速化しているので、通信速度改善のためにも、機器の見直しは大事なポイントです。
今すでにネットワークの遅延を感じている場合は、早急にこの3つのポイントを確認することをおすすめします。
また、いまネットワークを快適に利用できている場合でも、新しいサービスがどんどん出てくる時代ですから、半年、1年ごとに定期的に見直しておくとよいでしょう。

さくさくインターネットでどう変わる?
快適なネットワーク環境が整うと、どのような変化があるでしょうか。
ネットワークがさくさくつながれば、接続待ちの時間をカットできます。
ネットワークにつながるのに1~2分程度待つことが何度もある場合、1日で数十分の時間をムダにしています。それが一カ月分、一年分、そして社員全員の時間として考えると、遅延なくインターネットにつながることは会社全体の業務効率化に直結することだとわかりますよね。
また、「時間」の問題だけでなく、「働き方」も変わります。
ネットワーク環境がきちんと整っていない状態でテレワークを始めてしまっている場合、「自宅だと接続が遅くて効率が落ちる」なんていう話もよく聞くようになりました。
さくさく動くネットワークなら、オフィスと同じように仕事ができるので、本当の意味で場所にとらわれない働き方ができるようになります。
また、オフィス内の働き方もより一層快適になります。
オフィス内の機器のIP化が進めば、たとえば、LANケーブルを差し替えるだけで利用できるIP多機能電話機が使えるようになります。これによって座席の移動がとてもカンタンにできるので、ハードルが高く感じるフリーレイアウトオフィスもすぐに実現できるようになります。
また、オフィスの入口には、タッチパネルの内蔵カメラ付き受付電話機を置けばオフィス内でカメラの画像をみながら受付応対が可能に。大掛かりな受付システムを導入しなくても、お客さまに直接会うまえに状態を確認できるので、昨今では感染防止という点でも役立ちます。

「働き方」が変わる、オフィスコミュニケーションコラム
早期に手を打つことが大切です
昨今の状況からみても、インターネット上のトラフィックの混雑は間違いなく加速していきます。
「会社のネットワークがなんだか遅くなった」という話を耳にするようになりましたが、本格的に業務に支障が出る前に自社のネットワーク環境を見直す必要があるでしょう。
さくさくつながるネットワーク環境を維持するには、今回ご紹介した3つのポイントに沿ってトータル的に考える必要があります。
ネットワークのお悩みは、まとめてNECプラットフォームズにご相談ください。
御社に最適なネットワーク環境を、幅広いラインナップがあるNECの高性能・高品質なネットワーク機器で実現します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

オススメ記事
電話機のタイプを要チェック! 「LANケーブルで繋ぐ電話機」がポイント

面倒な席替えがカンタンに?! 密集する自席から離れよう
コミュニケーションのあり方を目的から考え直しましょう

Web会議は顔を出さない方が効率的?
いつもそばにある電話機のディスプレイを有効活用

オフィスの電話機にカメラ画像を映すと便利になる
来訪者へ面と向かって言いにくい?

感染リスクを持ち込ませない、オフィス入り口のルール化