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光海底通信機器

光海底ケーブルシステム 概要

光海底ケーブルシステムには、国際通信などの大陸間を結ぶ光海底ケーブル通信システムと、光海底ケーブル地震観測システムがあります。光海底ケーブル通信システムは、深海8,000mの水圧に耐え、1万km以上の伝送が可能です。

通信容量が非常に大きく、遅延も少ないため、現在では衛星通信に代わり国際通信の99%を光海底ケーブルが担っています。これら海底機器は、深海で25年もの長期間にわたり、正常に稼働し続けることが絶対条件となっています。

また、光海底ケーブル地震観測システムは、海底観測点に地震計や津波計(水圧計)を配置することにより、想定震源域の地震発生を監視するとともに、初動のP波や津波等をいち早く検知し、電車・ガスなどのインフラを止めて2次被害の防止に大きく貢献します。

当社では、光海底ケーブルシステムで使用する光海底中継装置、光海底分岐装置および地震・津波観測装置をクリーンルームで製造しています。