NECプラットフォームズ、生産現場における「音声対話型AI帳票」の効果的活用で「ASOCIO ICT Award 2019」を受賞
2019年11月12日
NECプラットフォームズ株式会社
NECプラットフォームズ(代表取締役 執行役員社長 福田 公彦)は、アジア・オセアニアコンピュータ産業機構(ASOCIO)(注)主催の「ASOCIO-PIKOM Digital Summit 2019」において、「ASOCIO ICT Award 2019」を受賞しました。表彰式は本日、今年の開催国であるマレーシア・クアラルンプールで行われました。
本受賞は、NECソリューションイノベータの現場作業支援ソリューションの一部である「音声対話型AI帳票」を効果的に活用したことに対して評価されたものです。
「音声対話型AI帳票」は、組み立て/検査などの作業プロセスを、音声合成ガイダンスと応答の音声認識による対話型AI技術で支援する電子帳票システムです。
自社の福島事業所をはじめとする複数の生産工場に導入して実証実験を繰り返し、高騒音環境にある製造ラインで実運用に耐えうる性能レベルに引き上げ、その結果約20%の生産性向上を実現しました。
さらに「工場のショールーム化」をコンセプトとして積極的に実施している工場見学において本ソリューションの活用事例を紹介し、他企業のものづくり現場革新を支援していることも合わせて評価されました。
NECプラットフォームズは、本ソリューションを始め、AIやIoTなど先進のICTを活用して品質や生産性の向上を図っています。また、NECグループ製品の開発・生産を担うものづくり会社として培ってきたノウハウや技術を生かして、お客さま企業との共創により新たな価値を創出し、製造業のものづくり革新に貢献していきます。
■「音声対話型AI帳票」を活用した現場作業支援ソリューションについて
耐騒音音声認識と音声合成ガイダンスを活用し、生産/物流/工事の現場で広く使われている紙帳票による作業指示を、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスから合成音声で行う作業フロー制御に置き換え、音声認識によるハンズフリー入力で作業実績をリアルタイムに収集することで、作業の正確性と生産性の向上を支援するもの。
本ソリューションを構成する「音声対話型AI帳票」は、紙帳票での作業プロセスを音声対話AI技術で自動化した電子帳票システム。Excel形式で作成した作業指示書を、サーバを経由して携帯アプリに自動変換するため、プログラミング作業なしで、組立て検査/設備点検/入出庫検品など多様な業務で使用可能。
<現場作業支援ソリューション>
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/sitework/
(NECソリューションイノベータ ホームページ)
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以上
- (注)
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