サイト内の現在位置を表示しています。
速く正確なドライブスルーは、POSレジとメニューボードの連携で実現
2024年08月06日 カテゴリ:コラム
執筆者:NECプラットフォームズ
気軽に飲食店を利用できるサービスとして消費者からの需要が高いドライブスルー。利用客に満足いただきリピートに繋げるためには、スピーディーでミスのない対応が必要です。
今回は、ドライブスルーをもっと速く正確にする、メニューボードとPOSレジシステムの連携ソリューションをご紹介します。
ドライブスルーの流れ
まずは、飲食店において一般的なドライブスルーの流れを振り返ってみます。
-
車がドライブスルーレーンに入る
-
利用客がメニューボードを見ながらオーダーポストに向かって注文→スタッフがヘッドセットシステムで聞いた注文内容をPOSレジに登録してキッチンに調理指示をする
- ※商品の提供ミスが起こらないよう、利用客とスタッフとの間で注文内容をしっかり確認
- ※
-
スタッフが商品を準備する
-
会計完了後、利用客に商品を提供する
レーンに渋滞を作らないようスピードが重要なドライブスルーでは、短時間で多くの工程をこなします。また、【2】の工程では、商品の提供ミスが発生しないよう、音声のみで正確に注文を受ける必要があります。
ドライブスルーの満足度を高めるには
次に、ドライブスルー利用客に満足いただき、リピート率を向上させるポイントを確認します。
提供ミスをなくす
ドライブスルーで提供した商品を利用客が開封するのは、ほとんどの場合、店舗を離れてから。提供ミスがあった場合、その場で交換ができないことからより一層の満足度低下に繋がります。その結果、リピート客を逃してしまうことにもなりかねません。ミスを防止するには、注文時にスタッフと利用客双方が注文内容をしっかり確認することが重要です。
一連の時間を短縮する
利用客に「待たされる」というイメージを抱かせてしまうことも、リピート率ダウンに。注文から会計までの工程を素早く行い、待ち時間を短縮することも重要です。また、車1台1台の対応に時間がかかり、レーンが混雑していると、利用の機会損失を引き起こしてしまいます。
これらのポイントに対応するには、スタッフの教育はもちろんですが、運用の仕組みを最適化することも重要です。
そこで今回ご紹介するのは、上記「ドライブスルーの流れ」における【2】の注文の正確性を向上させ、スピードアップに貢献するソリューションです。
ドライブスルー用メニューボードとPOSレジシステムの連携
提供ミス防止や運用の時間短縮には、NECプラットフォームズのPOSレジシステム「FoodFrontia」とドライブスルー用デジタルメニューボードの連携機能が役に立ちます。
- 1. 注文内容をリアルタイムにメニューボードで確認
- 1. 注文内容をリアルタイムにメニューボードで確認
ヘッドセットシステムなどで聞き取った注文をPOSレジに登録すると、リアルタイムにメニューボードへ注文内容を表示します。入力した注文内容を利用客に都度確認していただくことで、注文ミスを低減し正確な商品提供をサポートします。
- 2. メニューボードで注文商品の一覧と合計金額を最終確認
- 2. メニューボードで注文商品の一覧と合計金額を最終確認
POSレジで注文を確定させると、メニューボードに注文商品の一覧と合計金額を表示します。スタッフと利用客双方が目視で注文内容を最終確認でき、スタッフが1点ずつ復唱する必要がないため注文時間を短縮します。
FoodFrontia ドライブスルーオーダー連携 紹介動画
そのほか、スピーディーなドライブスルーを支援するソリューション
NECプラットフォームズでは、クリアな音声での注文が可能なヘッドセットシステム(ドライブスルーインカム)と、ドライブスルー運用のボトルネックを可視化するドライブスルータイマーシステムもラインナップ。
ヘッドセットシステム(ドライブスルーインカム)
世界140ヵ国以上の飲食店で導入されている、高い信頼と豊富な実績を持つヘッドセットシステムです。特許取得済みの「ワイドバンド技術」は、音声帯域を従来品の2倍に拡張。自然な音声でスムーズなやり取りを実現します。
高品質な音声を提供
ノイズリダクション機能によりバックグラウンドノイズを低減し、クリアな音声を提供します。- 入力時ノイズ44%低減(店外のノイズ)
- 出力時ノイズ88%低減(店内のノイズ)
信頼性・耐久性
可動部を最小限に抑え、信頼性・耐久性をアップ。故障への対策を追求した設計です。
信頼性・耐久性
可動部を最小限に抑え、信頼性・耐久性をアップ。故障への対策を追求した設計です。
ドライブスルータイマーシステム
オーダーポストや商品受け渡し口付近に設置されたセンサーで車両を検知。リアルタイムで車両位置や各エリアの滞在時間、サービスタイムなどを専用モニターに表示します。混雑度やサービスタイムを把握できるため、ドライブスルーのオペレーション改善に活用できます。
運用イメージ
車両の位置をリアルタイムにモニターへ表示するとともに、各検知エリア間の移動時間も計測します。スムーズに対応できた箇所や、長時間の待ち時間が発生した箇所・所要時間などを特定でき、今後のオペレーション改善に役立てることができます。
PC上でもリアルタイムに確認可能
店舗に表示されているモニターの内容はPC上にも同様に表示が可能。本部からも対応状況を確認でき、混雑状況や適切なオペレーションが行われているかをリアルタイムで把握することが可能です。
NECプラットフォームズでは、最適なドライブスルー運用をご提案可能です。
ドライブスルーを運用中の飲食店さまも、これから始める飲食店さまも、ぜひご相談ください。
他のコラムを読む