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さまざまなシーンで普及するコード決済!
社員食堂の効率化と利用者満足度の向上にも寄与します!
2024年11月14日 カテゴリ:コラム
社員食堂ではICカードなどによるキャッシュレス決済が一般的ですが、普段の買い物にも普及するコード決済の導入が社員食堂においても注目されています。コード決済は利便性が高く、業務効率の向上や利用者満足度の向上といった多くのメリットがあります。
本記事では、社員食堂におけるキャッシュレス化の利点と、コード決済を導入することで得られる効果について詳しく解説します。

社員食堂の決済パターン
社員食堂では、短い休憩時間帯に混雑や行列を作らずに運用できるよう、すばやく決済できるキャッシュレス決済が一般的です。社員食堂における代表的なキャッシュレス決済を振り返ってみます。
ICカード決済
社員が手持ちのICカードで支払う決済方法には、主に2パターンあります。
ICカードの社員証で決済し、給与控除
食堂利用料をICカード化した社員証で支払い、後日給与から控除されるシステムは、社員にとって大変便利です。食事代は後でまとめて控除されるため手持ちの現金を気にする必要がなく、スムーズに食堂を利用できます。この決済システムを実現するために、企業側はICカードによる社員証を準備する必要があります。
ICカードに現金をチャージして決済
専用のチャージ機で、ICカードに現金をチャージして支払う方法もあります。上記でご紹介した、ICカードによる社員証と給与控除の仕組みがなくてもスムーズに食堂を利用することができる一方で、現金を定期的にチャージすることや、レジで残高不足に気が付くとチャージして並びなおすことが手間に感じることもあります。
交通系ICカード、電子マネー
キャッシュレス決済といえば、交通系ICカードを含む電子マネーも人気です。利用者が普段の生活で使用し持ち歩いているICカードなどで支払えるため、利便性が向上します。また、利用者にとってはポイント付与などの特典が得られるため、満足度を得られるメリットもあります。ただ、交通系ICカードについては、車社会の地域では利用者がそもそも持っていないこともあるため、導入の際には地域柄や食堂利用者の生活スタイルを踏まえて検討することも重要です。

社員食堂でもコード決済が注目
社員食堂ではさまざまなキャッシュレス決済のパターンがある中、新たな選択肢としてコード決済も注目されています。

需要が高まるコード決済
普段の生活においてキャッシュレス化は急速に進んでいますが、特にコード決済の利用が急増しています。ある調査によれば、51.8%の人々が積極的にキャッシュレス決済を利用しており、さらに28.6%の人が現金の利用を減らしたいと考えています。その中でも、コード決済を積極的に増やしたいと考える人の割合は23.8%に達しており、キャッシュレス決済の中でも特に注目されているのです。
特に高収入層は、現金を使わずスマートに支払いを済ませることを求めており、コード決済への移行が顕著となっています。この傾向は社員食堂を有する企業にとっても、効率化と利用者の満足度向上についての大きなヒントになることでしょう。
コード決済のメリット
コード決済には、以下のようなメリットがあります。
社員食堂側のメリット
利用者の満足度が向上
コード決済は、スマートフォンに表示したバーコードやQRコードをスキャンするだけで決済が完了するため、非常にシンプルな決済が可能です。利用者は普段の買い物で使い慣れた方法で決済でき、お金の管理が効率的になったり、貯まったポイントを利用できたりするため、満足度が向上します。

- ※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
導入の手間や運用コストを抑えられる
コード決済は決済の流れがシンプルで、複雑な技術的知識がなくても導入可能です。またスタッフのトレーニングも比較的簡単に済み、既存のインフラに大規模な改変を加える必要がないため短期間での導入が可能となっています。
利用者側のメリット
スマートフォン1つで簡単に支払い
コード決済は、スマートフォンさえあれば誰でも簡単に利用できるため幅広い層の顧客に対応できます。たとえば他社からの来訪者も、社員と同じように社員食堂を使うことができます。またコード決済は、モバイルアプリを通じてさまざまな支払い方法に対応できます。たとえば、クレジットカードやデビットカードの他、銀行口座、電子マネーと連携した決済が可能です。これにより、利用者は自分に最適な支払い方法を選べるため決済手段の柔軟性が高まります。
ポイントが貯まる
コード決済に紐付ける決済方法によって、利用者はポイントを貯めることができます。ポイントを貯められるという利便性は、利用者の満足度を上げ社員食堂の利用促進につながります。
チャージが簡単
コード決済では、支払いの際に残額不足に気が付いてもその場ですばやくチャージできます。ICカードの社員証がなく、現金をICカードにチャージする運用をしている食堂では、支払時に残高不足に気が付くと改めてチャージ機で現金チャージをする手間があります。しかし、コード決済ではその心配がありません。
Comedorならさまざまな運用形態、決済方法に対応
NECプラットフォームズが提供する、マルチカード対応 食堂決済システム「Comedor X for TWINPOS 9700Ui(以下、Comedor Xと表記します)」であれば、多様な運用形態に対応しているので社員食堂運営の効率化と、利用者の利便性をアップさせることが可能です。
多様な運用形態
Comedor X(コメドール エックス)は、お客さまに最適な食堂運営・売店運営をご提供するシステムで、以下のような運用形態に対応しています。
セルフ決済システム
各メニューの提供場所にセルフ決済端末を設置し、利用者が自らカードを読ませて決済するシステムです。短時間に多くの方が利用する大規模食堂に最適です。
オートレジシステム
専用のICタグを付けた食器をトレーごと台に置くだけで、一括決済できるシステムです。メニューの多い食堂でも、スピーディかつミスのない決済を実現します。
有人レジシステム
各種リーダーをPOSシステムに接続し、オペレータの操作で確実な決済を行います。売店での運用にも活用できます。
豊富な決済方法
Comedor X(コメドール エックス)では、食堂運営のニーズに合った決済方法を導入いただけます。
コード決済
上記のオートレジシステム、有人レジシステムでは、コード決済に対応しています。PayPayや楽天ペイ、メルペイ、d払い、au PAYなど、多様なコード決済を選べます。
ICカード決済
社員証などによる給与控除や、チャージした残高で支払う社内プリペイド決済に対応しています。
電子マネー決済
交通系電子マネー、楽天Edy、iDなどの電子マネー決済の運用もできます。
- ※本コラムに掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
まとめ
社員食堂におけるキャッシュレス決済の方法として、コード決済が注目されています。コード決済はスマートフォンでのスムーズな支払いが可能で、会計時の混雑緩和や業務効率の向上に貢献します。また、ポイント付与による利用者満足度が高く、さまざまなコード決済アプリに対応できるので来訪者も気軽に社員食堂を利用することができます。従来のICカード決済に加え、より汎用性が高く効率的なコード決済の導入がおすすめです。