企業・行政・市民と連携した緑地保全活動を開始
~NECインフロンティア、川崎市、久末ふれあいの森を育てる会による、若く明るい森の再生活動~
2013年5月10日
NECインフロンティア株式会社
<別紙>
久末東特別緑地保全地区について
川崎市の中央部にある高津区の南部に位置する約7,314m2の緑地です。久末地区に残された郷土景観の重要な構成要素となるとともに、人々の憩いの空間を提供し、さらに植物や動物の生育・生息環境としても重要な役割を果たしています。
川崎市の緑の基本計画(平成20年4月)においても、「農と緑のふれあい発信プロジェクト」の農と緑のふれあい拠点として位置づけられ、台地に残された農地と樹林地を貴重な財産として次世代に引き継ぐために、一体的に保全することを挙げています。
当該地は、コナラ・クヌギやシラカシなどの落葉広葉樹林が中心の雑木林で構成されていますが、孟宗竹林が拡大して雑木林にまで侵入しており、従来から管理を行ってきた久末ふれあいの森を育てる会だけでは人手が不足し、一部管理保全が行き届かない状態となっていました。
<久末東特別緑地保全地区の様子>
活動の概要
保全管理計画では、樹齢が高く生育状態の悪い樹木や低木、雑木林内に侵入した竹類の伐採や下草刈り、若木の植樹・育成など通して、荒廃した緑地を多くの種類の植物、動物や野鳥、昆虫が生息できる多様な生物生息空間へ再生することを掲げています。
NECインフロンティアは、環境意識向上のための社員教育やボランティア活動などを通して、久末ふれあいの森を育てる会と協力して緑地の保全管理を行うとともに、緑と触れ合うことにより社員にリフレッシュ効果をもたらすことや、社員の家族の環境活動体験の場としても活用していきます。
川崎市は保全活動全体のバックアップを行いつつ、企業や市民団体が活動できない箇所での管理活動、道路や民家との境界付近の危険な樹木の剪定等を行います。
以上
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECインフロンティア 経営企画室 広報グループ
電話:(03)5282-5802
(土・日・祝日・年末年始を除く)
E-mail:koho@nec-i.jp.nec.com