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SIP対応IPキーテレフォン「UNIVERGE Aspire X」の機能強化を実施

~FMC機能を拡張し、モバイル通信をより簡単に、より低コストに~

2009年7月24日
日本電気株式会社
NECインフロンティア株式会社

AXモバイルリンク機能 イメージ
<AXモバイルリンク機能 イメージ>

 NEC(注1)ならびにNECインフロンティア株式会社(注2)はこの度、中小規模事業所に向けたSIP対応IPキーテレフォン(注3)である「UNIVERGE Aspire X (ユニバージュ アスパイア エックス)」の機能強化(エンハンス)を実施し、本日より対象商品を出荷開始します。
 先般発表したUNIVERGEユニファイドケータイソリューションに対応するとともに、携帯電話キャリア各社の提供する携帯電話内線サービスとは異なる独自の機能として、「AXモバイルリンク機能」を今回の機能強化により追加しました。どの携帯電話会社の携帯電話でも社内・社外の区別なく内線電話のように利用でき、同時に携帯電話-固定電話間の定額料金プランや割安な回線サービスを併用することで、通話コストを低減することができます。
 また、KDDI株式会社(以下KDDIと表記)のau携帯電話「E05SH」の内線収容を実現しました。
 これらにより、中小規模事業所でも手軽にFMC(Fixed Mobile Convergence)(注4)を利用できる機能を強化し、ビジネスの機動力向上を強力にサポートします。

新たに追加・強化された機能

◎ AXモバイルリンク機能

 今回の機能強化により追加されたAXモバイルリンク機能は、内線収容していない携帯電話でも内線番号を付与し、あたかも社内の内線のように利用できる機能です。外出している社員の携帯電話を内線番号で呼び出すことや、社員が外出先から携帯電話で取引先等に電話する際に、UNIVERGE Aspire Xを経由してオフィスの番号通知で通話することが可能です。携帯電話番号をお客様に通知しないことで個人情報を保護するができ、また、通知したオフィスの番号でお客様からの折り返し連絡をいただいても、携帯電話で受けることができます。
 加えて、AXモバイルリンク機能と、携帯電話会社が提供している携帯電話-固定電話間の定額料金プランやIP電話などの割安な回線サービスを併用すれば、外出先から携帯電話で取引先に電話をする際に、UNIVERGE Aspire Xを経由して、携帯電話⇒UNIVERGE Aspire X間の通話は定額料金、UNIVERGE Aspire X⇒取引先への通話は割安な回線サービスで発信することによって、携帯電話からの通話コストを低減することが可能です。
 またAXモバイルリンク機能は、対象携帯電話のUNIVERGE Aspire Xへの内線収容の必要がなく、携帯電話会社各社の提供する携帯電話内線サービスとも異なる独自の機能のため、現在販売されているほぼ全ての携帯電話機種で利用できる(注5)とともに、携帯電話会社の異なる携帯電話の混在使用も可能であり、手軽に本機能によるソリューションをご利用いただくことが可能です。
 社内外を問わず内線番号だけで接続できるワンナンバー・ソリューションを実現し、合わせて屋外の携帯電話との通話に定額料金プランを適用することで、通信コストを抑えながらモバイル通信の利便性向上、コミュニケーションの機動性向上を図ります。(注6)

◎ E05SHの内線収容の実現

 KDDIより発売されている法人向けau携帯電話E05SHを、UNIVERGE Aspire Xの内線モバイル端末として内線収容することが可能になりました。
 E05SHは、au携帯電話としての機能と構内PHSとしての機能の両方を装備していることが特長です(注7)。オフィス外ではau携帯電話として、オフィス内では構内PHS内線端末として使用できるため、オフィスの内外を問わず、同一の端末で公衆網と社内内線網をシームレスに通信する環境を実現します。
 UNIVERGE Aspire Xではこれまでも、無線LANデュアル機能対応の携帯電話の内線収容を行っておりましたが、今回のE05SH対応によって、構内PHSシステムでも携帯電話の内線収容が可能になりました。システム検討の際に無線LANシステムと構内PHSシステムを選択でき、お客様のニーズにより柔軟にシステムを選択していただくことができます。

◎ その他の主な機能強化

・短縮ダイヤル名称桁数拡張
・構内PHS端末「IP3D-8PS」のナンバーディスプレイ鳴動台数増大
・保留音、電話帳件数の拡張 など

UNIVERGE Aspire Xの機能強化について

 UNIVERGE Aspire Xは、IPテレフォニー市場を取り巻く急速な進歩や新サービスの展開、また、お客様からの多様なニーズにきめ細かくお応えすべく、定期的に機能強化を行っています。今回の機能強化もその一環であり、これにより、新規で導入されるお客様はもちろん、すでにUNIVERGE Aspire Xをご利用いただいているお客様にも、最小限の設備投資で最新の機能をご提供します。

UNIVERGE Aspire Xの機能強化について

 今回の新機能を搭載したシステムの参考価格(携帯電話機器費用、設置工事費除く)は下記の通りです。

  • UNIVERGE Aspire X:約640千円
    (VoIP4ch、12ボタンデジタル多機能電話機8台、ルータユニット内蔵、AXモバイルリンク機能を用いた携帯電話接続4台、の場合)
    今回の機能強化により競争力強化をはかりつつ、UNIVERGE Aspire Xは年間販売目標:20,000システムの達成を目指します。

今後の展開

 NECおよびNECインフロンティアでは、常に進化する通信技術・環境に対応するため、今後もUNIVERGE Aspire Xの機能拡充を進め、常にお客様に最新・最適のソリューションを提供してまいります。

以上

(注1) 本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:矢野 薫

(注2) 本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:谷岸 一善

(注3) 音声サーバ(PBX)と同様に、企業・組織の建物構内に設置され、音声などの信号を内線・内線相互・内線から外線へと接続する装置。

(注4) 移動体通信と有線通信を融合した通信サービスの形態。

(注5) 発信者番号通知機能を搭載していることが必須条件です。また、携帯電話会社が提供している定額サービスの適用条件については、携帯電話会社各社にお問い合わせ下さい。

(注6) UNIVERGE Aspire Xは携帯電話会社が提供する携帯電話内線サービスにも対応しています。(KDDI:ビジネスコールダイレクト、ウィルコム:W-VPN、ソフトバンク:ホワイトオフィス《※一部運用上の制限事項有り》 など)

(注7) E05SHは携帯電話機能の他、SDIOカードの装着により構内PHS機能または無線LAN機能の追加を選択できます。今回の機能強化でUNIVERGE Aspire XはE05SHの構内PHS機能に対応しており、無線LAN機能は今後対応予定です。

※「au」はKDDI株式会社の登録商標です。

※「UNIVERGE」はNECの登録商標です。

※「ASPIRE」はNECインフロンティア株式会社の登録商標です。

※その他記載されている会社名、製品名、サービス名などは該当する各社の商標または登録商標です。

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本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC UNIVERGEインフォメーションセンター
電話: 0120-75-7400
受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00
(土・日・祝日・年末年始を除く)
E-mail: univergeinfo@usc.jp.nec.com

NECインフロンティア(株) ネットワーク営業事業部 ネットワーク営業推進部
Tel:03-5282-5823
E-mail:info@kts.jp.nec.com

このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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