東海エリアで展開するステーキ専門店「ステーキハウス ブロンコビリー」にNECインフロンティアのフードビジネストータルソリューション「FoodFrontia」を導入
~店舗業務の効率化でさらなるお客様サービスをご提供~
2007年6月5日
株式会社ブロンコビリー
NECインフロンティア株式会社
*ブロンコビリー・大森インター店*
名古屋を中心とした東海エリアにステーキ専門店「ステーキハウス ブロンコビリー」を展開している株式会社ブロンコビリー(代表取締役社長:竹市靖公)と、飲食店向けPOSシステムを販売しているNECインフロンティア株式会社(代表取締役 社長:木内和宣)はこのたび、「ステーキハウス ブロンコビリー」全店舗に、フードビジネストータルソリューション「FoodFrontia(フードフロンティア)」を導入しました。
このたびブロンコビリーに導入されたシステムは、現在展開されている全56店舗向けシステム「FoodFrontia F1」と、名古屋市にあるブロンコビリー本部向けシステム「FoodFrontia Pro」です。
店舗システムは、POSターミナル「TWINPOS3500 F1」およびオーダリングシステム、紙幣・硬貨自動釣銭機、クレジットカード端末等で構成されています。また、本部システムは、本部側から店舗POSへのメニュー等のマスター配信や店舗の売上情報の集計等の集配信機能を中心に運用されています。
新システムは、従来システムの更新時期にあわせて導入されたもので、これまで違う機種が混在していた店舗POSシステムを統一することで、店舗ごとに異なっていた機器の操作方法等も統一されたほか、細かい使い勝手の改善や、さまざまな新機能を追加しています。
新店舗システムの特長として、紙幣・硬貨自動釣銭機の導入が挙げられます。自動釣銭機は、会計時のスピードが要求されるスーパーやファストフード店等で導入が進んでおり、レストラン形態の店舗でも、近年少しずつ導入が進んできています。
ブロンコビリーでは、会計時の手間を少しでも軽減し、その分お客様へのサービスを向上させるべく、自動釣銭機を導入しました。個別会計の際やランチタイム時など、特に会計が混雑するような際も、自動釣銭機ではスマートに金銭授受ができ、お客様へのきめ細かなサービス向上につながっています。
また、紙幣・硬貨の双方に対応した自動釣銭機を導入しているため、お客様からお預かりした金額を機械で計数してからお釣りを自動計算し、お客様にお渡しするため、お互いに安心感があり、金銭トラブルの低減に寄与しています。釣銭間違い等が原因と思われる現金過不足もほぼなくすことができ、店舗運営にも貢献しています。
新店舗システムのもうひとつの特長として、バーコードを活用した各種割引機能の提供があります。ブロンコビリーでは、福利厚生の一環として従業員に割引券を配布しており、割引券に印字されたバーコードにより、個人ごとの利用状況の把握等が可能になっています。 また、商品券や株主優待券、その他割引券等にも対応しており、同様にバーコードで管理ができるようになっているほか、新たに社員証にもバーコードを印字し、社内飲食時の割引にも利用できるなど、複数ある割引方法をバーコード処理で統一しています。これにより、オペレーションに不慣れな従業員でも間違えることなく割引入力処理ができるだけでなく、業務の省力化にも貢献しています。また、本部側ではバーコード情報により、利用実績等の把握だけでなく、有効期限の設定などきめ細かな管理が可能です。
一方、新本部システムの特長としては、メニュー等のマスター配信の簡便化が挙げられます。ブロンコビリーでは、1年間にメインメニューを約3回、サラダバーメニューについては季節にあわせて5~6回改定しています。これまでは、店舗ごとに異なるPOSシステムを使用していたため、マスターも機種ごとに作成しており、大きな労力がかかっていました。
新システムでは、店舗POSシステムを統一したため、1種類のマスターを作成するだけで済み、また、配信作業も、従来はISDN回線を通じて本部側から1店舗ずつ呼び出してプッシュ配信していた作業を、常時接続のVPNを経由して店舗側から本部のマスターをダウンロードするプル配信に変更することで、全店舗まとめて配信できるようになりました。同様に、これまで各店舗で行っていた新規採用アルバイトの担当者マスター登録作業も、本部の人事情報を元に一括配信登録が可能で、これらにより、本部側/店舗側双方の工数を大幅に削減しています。
競争の激しい近年の外食産業では、お客様へきめ細かなサービスをご提供する「ホスピタリティ」がより重視されるようになり、提供する料理の味や価格はもちろん、お客様へのおもてなしにも、高いクオリティが求められています。
そのような背景の中、店舗POSシステムは、単なるオーダーの入力や、売上情報等の管理のためだけでなく、店舗で発生するさまざまな細かいオペレーションの手間を極力効率化し、少しでも従業員の工数を削減するためのシステムとしても重要視されるようになっています。ひとつひとつは細かい手間でも、それらを少しでもシステムで効率化することで、トータルでは大きな効率化となり、その分お客様へのおもてなしのために費やせるようになります。
今回の新システム構築の根底にも、そのようなお客様へのより良いサービスのご提供、というコンセプトがあり、それを念頭に置いてシステムの設計を行っています。
ブロンコビリーでは、今後お客様の利便性をさらに高めるべく、昨今普及が進んでいる電子マネーへの対応なども視野に入れ、引き続きシステム改善を進めていく方針です。
ブロンコビリーとNECインフロンティアは今後も、さまざまなシステムソリューションを活用することで、お客様のさらなる満足度向上に貢献してまいります。
- ブロンコビリーは、株式会社ブロンコビリーの登録商標です。
- FoodFrontia、TWINPOSは、NECインフロンティア株式会社の登録商標です。
以上
本件のお客様からのお問い合わせ先
・NECインフロンティア株式会社 中部支社第二営業部
TEL : 052-264-4851
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