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電池パック劣化状況診断サービス
サービス開始の背景
電池パック交換のご提案と劣化状況診断サービスのご提供
- Carrity-NWは、2013年12月より販売を開始し、すでに11年が経過しました(2024年4月時点)。また、Carrity-NWでは、リチウムイオン電池が使用されていますが、本電池の特性※として、一般的に使用開始後1年から2年が経過しますと1回の充電で使用できる時間が、使用開始時の約半分となり寿命を迎えます。
そのため、使用開始1年を経過する前にお客様へ電池パックの交換を予めご提案頂きたくよろしくお願いいたします。
お客様へ電池パックの交換をご提案いただくに当たり、「劣化状況診断サービス」をご用意しましたので定期点検などで現地入局の際、ご利用ください。
※ リチウムイオン電池の特性として充放電を繰り返すことにより、都度使用出来る時間がごくわずかではありますが、短くなっていきます。また、満充電状態での長期間の保管や、頻繁に充放電を繰り返す等の使用 状況により寿命に差が生じます。
サービス概要
Carrityシリーズ・電池パック劣化状況診断サービス
- NECプラットフォームズでは電池パックの劣化状況診断サービスとして診断器の貸出サービスと弊社での測定サービスをご用意いたします。(弊社での測定サービスは1~10台までを目安に無償で診断します。)
- サービス対応機種はCarrity-NW、NV、NSです。
- 診断には東名通信工業製電池パック診断器(LiBaC ST IIV)を使用いたします。
電池パック診断器の貸出サービス
弊社より販売店様へ電池パック診断器を送付します。同診断器到着後、販売店様は、定期点検等の日程に合わせてお客様を訪問し電池パックの劣化状況を診断いただけます。お客様へ電池パックの劣化状況をご報告後、販売店様より弊社へ診断器を返送いただきます。
[注意点]
- PHS(通電中)の状態から電源オフとした後、カバーを外し電池パック取り外し後、1台当たりの診断時間は2~7分となります。
- 電池パック診断器が貸出中の場合、他の販売店様から弊社へ返却後、発送となります。(貸出用の診断器は1台準備する予定です。)
- 弊社より販売店様へ送付する診断器の送料は有料となります。
- 上記サービスをご希望の場合、事前に「お申込み用紙」へ記述の上、弊社へ送付ください。
- 診断器(本体+付属品含む)が紛失した場合、有償となります。
劣化診断測定器の操作概要
劣化診断測定時の注意事項
注意事項
- 測定器での判定は、簡易判定になるため、あくまで目安としてご活用ください。
- 測定をする際、室内の温度は電池測定温度(23~30℃[推奨:25℃])の環境で測定してください。
★温度変化により電池自体の性能が変化します。(電池によって10℃の温度変化で5%~10%程度性能が変化)そのため、上記の電池測定温度でない場合、正しい判定ができないため、測定時の温度にはご注意ください。 - 測定をする際、充電の状態はどの状態(0%[空]~100%[満充電])でも測定いただけますが、測定時の電池温度にはご注意ください。
- 測定時間は、電池の放電電圧※によって異なります(2分~7分)。
※電池放電電圧:3500mV~3800mV → 2分
電池放電電圧:~3500mV or 3800mV~ → 最長7分 - PHS端末から電池パックを取り外す際は、必ず電源OFFとしてから取り外すようお願いいたします。また測定後、PHS端末に電池パックを取り付ける際は、時計の設定を確認するようお願いいたします。
劣化診断後、お客様への報告事例
ご報告参考例(弊社でのお預かりサービス診断結果)
- お客様へ診断結果をご報告する際の参考として、ご参照ください。
劣化診断測定器のご案内
劣化診断測定器のカタログ
- 測定器を直接ご購入されたい場合には、下記「カタログのダウンロード」より販売元カタログをダウンロードし、記載されている連絡先に直接お問い合わせください。