サイト内の現在位置を表示しています。

遠隔診療システムプラットフォーム 導入事例一般社団法人がん哲学外来 様

高セキュリティなシステムプラットフォームが可能にした
オンライン在宅診療とチーム医療体制の進化

業種: 医療・ヘルスケア   業務: 営業・販売 保守・サービス   製品: 遠隔診療システムプラットフォーム

事例の概要

課題背景

  • 退院後に在宅療養している患者の不安を取り除きたい

  • 対面診療とオンライン診療を組み合わせて医療従事者の負担を軽減したい

  • “関係者だけがつながる”セキュアな環境を実現したい

成果

チーム医療体制がより強固に

専用端末とセキュリティの高いシステムを活用した円滑な情報共有により、チーム医療体制を強化。将来的にはシステムの連携で、在宅療養している患者の生活にかかわるさまざまなケアもオンライン上でサポート可能に

医療従事者の働き方改革に貢献

在宅診療にオンライン診療を組み込むことで、訪問による医療従事者の負担を軽減。また、コミュニケーション機能により、申し送り事項をはじめとした医療従事者間の情報共有を効率化

セキュアな遠隔診療システムプラットフォームを実現

顔認証ログイン、専用端末、専用回線、専用サーバにより、医療従事者と患者が安心してやりとりできる環境を構築

リモケアのシステムイメージ

患者データをはじめとする機微情報をセキュアに通信・管理

本事例に関するお問い合わせはこちらから

事例の詳細

導入前の背景や課題

在宅療養中のがん患者に毎日を前向きに楽しく過ごしてほしい

一般社団法人がん哲学外来 理事・リモケア事業部 本部長 多喜 義彦 氏
一般社団法人がん哲学外来
理事
リモケア事業部 本部長
多喜 義彦 氏

在宅療養をされているがん患者やご家族に寄り添い、支えとなることを目指し、医療従事者との対話ができる場として「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」などの活動を行って いる一般社団法人 がん哲学外来様。
活動への思いについて、理事でリモケア事業部 本部長である多喜 義彦氏はこう語ります。

「がんは終わりのない病気で、全治何ヶ月といった指標があるわけではなく、入院や手術を経て在宅診療に切り替わった患者はとても不安を感じています。そんな中でも前向きに毎日を楽しく生きようという方のために、がん哲学外来の活動は始まりました」

訪問診療の担い手不足を解決する新サービス

こうした活動の一環として、2019年4月にスタートしたのが、テレビ電話を柱とした診療を行う「オンライン診療システム『リモケア』」です。現在、政府が在宅診療を推進する一方で、訪問診療を行う医師や看護師不足が懸念されています。この問題を解決するためにリモケアの開発に至った、と多喜氏は振り返ります。

「医療従事者が不足している地域の医療現場にリモケアを導入いただき、対面診療とオンライン診療を組み合わせて使うことで、現場の負担を少しでも軽減したいと考えたことがサービス開発のきっかけでした」

専用端末・専用回線で関係者だけがつながる

オンライン診療サービスの中には、スマートフォンのアプリを介した便利で気軽に使えるものなどがありますが、セキュリティレベルはさまざまです。こうした点も踏まえ、リモケアには大きな特長があると多喜氏は述べます。

「“専用端末”というのが本サービスの核であり、リモケアを使う医師や看護師、患者といった全ての利用者は、この専用端末からアクセスする必要があります。端末の起動には世界No.1レベルのNEC顔認証技術を採用しているため、登録者以外は起動することができません。さらに 、専用回線なのでリモケア以外への接続もできません。不正アクセスや紛失などのリスクにも万全の対策を施し、セキュア かつクローズドな環境のもとで“関係者だけがつながる”サービスとなっています。また、将来的にはシステムを連携させることで、オンライン上に介護士や薬剤師などからなるチーム医療体制および地域包括ケアシステムの構築が可能となります」

  • NECは、米国立標準技術研究所(NIST)による静止画および動画の顔認証技術ベンチマークテスト(FIVE)にて4回連続第1位を獲得

選択のポイント

信頼できるセキュリティ環境の必要性

2018年4月にオンライン診療が保険適用となったことで、同法人もリモケアの開発を本格化。そこで真っ先に考えたのが、信頼できるパートナー選びだったと多喜氏は振り返ります。

「まず、このサービスのあるべき姿を考えた時に、信頼できるセキュリティ環境で、医師と患者が安心してやりとりできる体制を作ることが何より大切だと思いました。個人情報の流出など絶対にあってはならないことです。そこで、どの会社よりも先に相談したのが、NECプラットフォームズでした。各省庁や自治体のプロジェクトにも多数関わってきた実績からなる信頼性は絶大です。ユーザも『このサービスはどこが作ったのか?』ということを非常に気にされるので、『がん哲学外来とNECプラットフォームズが作りました』と自信を持って言えることは大きなメリットでもあります」

仕様設計からサポートまで、ユーザの声を反映

システム開発にあたって、当社は2018年6月からパートナーとして加わり、サービスインまでの10ヶ月間、がん哲学外来様と共に試行錯誤の日々を過ごしました。

「本当によくここまで作り込んでいただいたなと思っています。一緒にへき地の訪問医や患者の元へ取材に行き、彼らの生の声や思いに応えるため、仕様についても幾度となく会議を重ね…まさにNECプラットフォームズと一緒に作り上げたサービスという気持ちが強くあります」

導入後の成果

医療におけるセキュリティの大切さを周知

サービス開始から2ヶ月がたち、同法人はユーザからの評価に手応えを感じているようです。

「本サービスを使っていただいた医療従事者から、リモケアの良さを実感いただくと同時に『患者のプライバシー保護とシステムセキュリティの重要性を、より一層痛感した』という声が多く挙がったことがうれしかったですね。患者のためにより良い医療を届けたいと真剣に願っている医師には、きっとこのサービスが広がっていくはずだと強く確信しました」

ユーザ自ら見いだす効果的かつ新たな活用の可能性

また、同法人でも想定していなかった新たな使い方を、医療従事者が自ら作り出す機運も出てきたと多喜氏は語ります。

「『スタッフ同士で情報共有がしやすくなり、効率が上がった』という反応も多くありました。リモケアにはメモを共有する機能があるため、医療従事者、介護士などの関係者が、テキストや画像で患者の状況や申し送り事項を共有することができます。さらに、在宅医と専門医の連携など患者へより質の高い医療を提供しつつ、現場の働き方改革にもリモケアを活用していこうという動きや意志も強く感じられました」

医療+生活全般に欠かせないツールとしての普及を目指す

最後に、今後の展望やNECプラットフォームズに期待することについて、メッセージをいただきました。

「将来的には医療だけではなく、リモケアの由来である『リモートケア※』の名のとおり、遠い地でいろいろな問題を抱える方々に生活全般のケアを提供し、みんなが安心して生活できる仕組みを提供していくことも考えています。リモケアは、セキュアかつクローズドな環境で、関係者だけ がつながることのできる国内初の遠隔診療システムであり、医療に変革をもたらすツールです。今後のさまざまなサービス展開も、NECプラットフォームズと開発した信頼できる環境があってこそできることです」

今回、がん哲学外来 様に導入いただいた「遠隔診療システムプラットフォーム」は、NECグループの顔認証技術をはじめ、ネットワークやソフトウェア、サーバなどの技術を結集したプラットフォームです。NECプラットフォームズでは、こうした受託開発のノウハウを活かし、今後もさまざまな業界・業種の事業やサービスに貢献していきます。

  • 「リモケア」および「リモートケア」は、一般社団法人 がん哲学外来の商標または登録商標です。

お客様プロフィール

一般社団法人がん哲学外来

所在地 〒102-0082
東京都千代田区一番町23番地3 千代田一番町ビル3F
システム・インテグレーション株式会社 内
設立 2013年7月3日
事業内容 がん患者やその家族の“対話の場”であるメディカルカフェの展開や活動を担う人材の育成など
URL new windowhttp://www.gantetsugaku.org/

オンライン診療システム 「リモケア」

「リモケア」は在宅医療を身近にする、オンライン診療システムです。

new windowhttps://www.remo-care.net/


本事例に関するお問い合わせはこちらから

(2019年8月28日)

  • 「リモケア」は、システム・インテグレーション株式会社の登録商標です。
  • 記載されている会社名、製品名、サービス名などは該当する各社の登録商標または商標です。
  • このページに掲載されている情報は公開日時点の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。